韓国大統領府の元政治局長『香港保安法は主権行使。香港で保安法反対デモをやるのは、韓国で親日デモをやるのと同じ』

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仁川(インチョン)のローカル・ニュースサイト、仁川ニュースからの引用です。書いたのは元大統領付の政治局長で、平昌冬季オリンピックで民間団体協議会の長を努めたクォン・ギシク教授です。記事のプロフィールで知りましたが、今は韓中都市友好協会長で、日本の静岡県立大学でも講義していたとか。

さて、大統領付の政治局長までやった人が、香港保安法についてどう思っているのか。それは、「主権の行使」だそうです。教授は、香港保安法で逮捕された人たちを「韓国で日の丸を掲げて親日デモを行ったのと同じだ」としながら、中国を擁護しています。見方にもよりますが、これも間接的に『親日デモは逮捕してDNA採取しろ』という意味にもなると言えましょう。

以下、仁川ニュースから引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・米国は中国の主権を尊重しない覇権の道を選択した。これに対して、中国の指導部は、主権を選んだ・・

・・香港の保安法は、一部の猛烈な反中勢力の主権侵害行為が触発したものである。彼らは、米国と英国など外国勢力を、香港の問題に引き込んで、五星紅旗を破り、星条旗とユニオンジャックを振った。中国の主権を毀損し、中国人の自尊心を傷つけた。韓国で日の丸を振って親日デモを行ったのと同様である。

中国の主権は香港返還協定よりも重要である。一国二制度でも何でも主権より優位にあるものなど無い。中国の主権を尊重しなければならない>

http://www.incheonnews.com/news/articleView.html?idxno=123876

 

一国両制を約束したのは中国です。本当に主権国家なら、例え自分の思い通りにいかなかったとしても、その約束を守るべきです。自分の言葉に責任を持つことこそが、全ての主権行使の始まりなのです。それが出来ていない韓国が、同じく出来ていない中国の主権を言い出すのは、ある意味、とても自然な流れかもしれません。

 

 

 

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