元統一部長官『韓国がどれだけ米国をがっかりさせても、在韓米軍は絶対に撤収出来ない』

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前から、北朝鮮側のメディアと韓国内の特定勢力が、同じフレーズを用いる現象が起きています。『ハリス大使は朝鮮総督』などのことです。北朝鮮側のメディアと、韓国内の市民団体及び政治家たちが、ほぼ同じタイミングで同じフレーズを使うわけです。

今回はフレーズではありませんが、6日の朝に北朝鮮の対外宣伝媒体「朝鮮の今日」が、「いつまで恥辱と屈従のくびきを書き込むか」という題で『韓国政界とマスコミ、市民団体が一斉に韓米実務グループ(韓米ワーキンググループ)を批判している』と主張しました。この部分はKBSニュースがソースとなります。外部リンクにご注意ください。以下、放送局や新聞社などソース元のリンクは、全て外部リンクとなります。

同じ日、次期統一部長官候補のイ・インヨン氏が、国会人事聴聞準備室に向かいながら、記者たちにこう話しました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<イ・インヨン統一部長官候補者が6日、「韓米ワーキンググループ」の運営方式に牽制球を飛ばした。与党の一部には、韓米ワーキンググループを南北関係の障害物とする見方がある。イ候補者は、南北関係と関連して「韓米共助が必要なこと」と「南北が自ら行うこと」を区別する「創造的解決策」が必要だと強調した。統一部長官に任命されると、南北独自の交流協力を強化するという意味を明らかにしたものである・・>。この部分は韓国日報の記事です

もともと韓米ワーキンググループというのは、韓米が対北朝鮮政策を別々に進めることを危惧して成立された組織です。それを、「それぞれやることやろう」というのは、『解体はしないけど、無力化する』という意味でしかありません。

 

今日(7日)は、韓国の左派政党『進歩党』が、ビーガン米国務副長官の訪韓に合わせて、韓米ワーキング解体を要求する記者会見を行いました。記者会見といっても、デモにしか見えませんが・・場所は在韓米国大使館の前です。

「内政干渉、南北関係邪魔者・韓米ワーキンググループを解体せよ」「(ピケの一部に)内政干渉、主権侵害 韓米ワーキンググループ解体せよ」

キャプチャーソースは聯合ニュースです

 

そして、同じく今日、チョン・セヒョン氏はラジオ番組でこのように話しました。

<統一部長官出身のチョン・セヒョン民主平統諮問会議首席副議長は7日、「韓米ワーキンググループを壊しても問題無い」と話した。また、「私たちがいくら米国をがっかりさせても、防衛費分担金を上げなくても、、在韓米軍は絶対に撤収できない」と主張した・・>、ソースはマネートゥデーです。ちなみに、南北連絡事務所のことで『隣のビルのガラス直してそこに入ればいいじゃないか』と話したあの人です。

ビーガン氏の訪韓もあるから、タイミング的に重なった可能性もあります。でも、似たような現象がもう何度も起きているし、北朝鮮と韓国与党側政治家の皆さん、実は裏でタイミング合わせているのではないか・・そう思うのは、私の心が闇に外部リンクしているからでしょうか。

 

 

 

 

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