故ソウル市長、2019年「31運動精神はMe too精神に受け継がれている」

ブログ表示に不具合があった場合(ツイッター経由でよく起こります)、リロード、またはここをクリックしてください

 

前のエントリーと趣旨も似ているし、もう亡くなった人のことなので、書くかどうか結構悩みましたが・・「31運動が~Me tooが~」のソースが見つかったので、更新します。

故パク・ウォンスン ソウル市長に関連して、韓国側からも、「よりによってMe too関連か」という記事がいくつか出ています。もちろん、秘書さんからの告訴が直接な原因だったかどうかはもう誰にも分からなくなりました。しかし、告訴の件がある大手マスコミから大きく報道される予定だった、という話もありますので、個人的にはやはりそちらではないだろうか、と思っています。ネット情報ですが、「秘書からインタビューした内容によると~」という報道が異常に早く出てきた放送局があるそうで、多分、そこだったかな、と。

とにかく何かあれば両性平等、女性人権を叫んでいたパク・ウォンスン氏。以下、氏の2019年2月14日の発言です。同日の聯合ニュースから部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<パク・ウォンスンソウル市長は14日、「ミートゥー」(#Me Too、私もやられた)運動が、100年前の3・1運動の精神を継承したと述べた。

パク市長はこの日の午後、ソウル女性プラザで開かれた「2019ソウル市女性リーダー新年会」に参加して 、「多くの女性が抵抗主体として独立運動(3・1運動)に参加し、今日の大韓民国ができるようになった」とし、その精神は、1987年民主化運動、2016~2017年のろうそく集会、今も続いているMe too運動につながってきている」と述べた。

彼は「これまで私たちの社会は、国を守って作ってきた数多くの女性をきちんと覚えていなかった」、「女性の記憶に歴史を作り、女性の歴史に未来を作るソウル市長になる」と強調した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190214143919523

 

自分自身の立場、責任など、そういう側面に置いてちゃんと「独立」出来ている人なら、こんかいのような間違い(自らの命を絶ったことも含めて、全て間違いでした)をすることはなかったでは・・そんな気もします。韓国はなにもかも日本が~と叫ぶのは、それこそ、独立できていないという証拠。それと似たようなことではなかっただろうか・・そんな気もします。とはいえ、今はもう、『お安らかに。遺族の方々、ご愁傷様です』、としか。パク・ウォンスン市長関連の話もこれで終わりにしたいと思います。

4月、釜山のオ・ゴドン市長も、同じく、セクハラで辞任しています。韓国の法律上、補欠選挙は4月に行うことになっているので、来年4月は韓国1、2の都市であるソウルと釜山の市長選挙が同時に行われることになりました。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が発売中(2020年5月31日発売)です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog