また「文大統領が日本に手を差し伸べた」パターン

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これは文大統領に限られたことではありませんが、韓国の大統領は、いろいろと「日本は悪い日本は悪い(ジタバタ)」を続けてから、急に「日本を話し合う用意が出来ている」とし、表面的な和解ジェスチャーを示すことがあります。

いわゆる「◯大統領が日本に手を差し伸べた(てあげた)」パターンですが、また同じことがあって、「文大統領が日本に手を差し伸べた」な記事が載りました。

文大統領は、3月1日には『加害者である日本が問題は解決されたと言ってはならない』と話しましたし、朝鮮戦争式典では『私たちが苦しんでいる中、特需を享受した国がある』とし、北朝鮮ではなく日本への敵意をむき出しにしました。文化体育観光部長官が『日本は嘘をついた。約束を破った。他の国(中国)と手を組むからな』とブルームバーグに話したばかりです。

以下、ヘラルド経済の『日本との関係すごく重視・・葛藤の中、日本に手を差し伸べた文大統領』という記事から部分引用してみます。

 

(PCの場合、ここから「続きを読む』の後になります)

<日本強制徴用工賠償問題から輸出規制、軍事情報保護協定(GSOMIA)破棄議論まで、葛藤を重ねてきた韓日関係に置いて、文在寅大統領が「日本との関係発展のために大きな努力をしている」とし、和解のメッセージを送った。

文大統領は23日、ソウルの外交部庁舎で行われた在外同胞との画像懇談会で、ナム・グァンピョ駐日大使に向かって「私たちが日本から助けを受けた点については、感謝の気持ちをよく伝えてくれ」と述べた・・

 

・・(※6月25日に文大統領が朝鮮戦争で日本が戦争特需を享受したと話したことで)日本の植民地支配に対する抵抗を記念する3・1節記念辞に続き、関連が大きくない韓国戦争記念辞でも日本を批判し、外交街では「文大統領の日本に対する不快時刻が反映された」と分析が出たりした。

しかし、文大統領が今回の懇談会で改めて日本との協力事例を言及し、 「日本との関係を重視している」と言及したのは異例だ。最悪の状況が続いている日本との外交関係を回復したいというメッセージだと解釈される。

 

特に、梗塞された韓日関係のせいで主要外交懸案で困難を経験している状況が、文大統領のメッセージに影響を及ぼしたと見られる。今年G7議長国である米国が韓国をはじめとする4カ国を新たにG7に参加させる案を提示したが、日本は既存のシステムを維持しなければならないと韓国の参加に反対している。世界貿易機関(WTO)事務総長に立候補したユ・ミョンフイ事務総長も、日本は「有候補者は、WTO紛争が進行中の国の候補」と、別の候補を支持している状況である・・(ソース記事:ヘラルド経済、外部リンクです)>

 

土着倭寇だったんですね、文在寅大統領って・・(違う

最後に『こちら(韓国)の状況が苦しいからそう言ったのではないか』な趣旨の部分は、韓国側の記事としてはユニークな指摘であります。ヘラルド経済も土着倭寇だったとはさすがに驚きです。

しかし、こういう話が出てくると、一つ、気になる点があります。韓国はともかく日本でも、かならず『文大統領が日本に配慮』『文大統領が日本に和解のメッセージ』な趣旨で記事が載る点です。一部ではありますけど。配慮でも和解でもありません。『私はこんなにいい人ですよ。私と敵対するのは悪ですよ』というアピールに過ぎません。

 

 

 

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