ロシア、G7やG20の現状を変える理由は無いと公言・・韓国の立場はさらに悪化

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ロシアが、ドイツの「G7拡大反対」主張を意識してか、「G7に戻るつもりもない。G20は適切」と明らかにしました。ニュアンス的にG7、G20の現状を変える必要は無いとしており、韓国の立場はさらに悪くなりました。ロシア大統領報道官ペスコフ氏は、以下のように話しています。以下、ファイナンシャルニュースの記事です。

<ロシア政府が、主要7カ国(G7)協議体合流に興味がないという立場を重ねて明らかにした。先に、ドイツ側が「ロシアがG7に再合流するのは難しい」と話したことへの対応だ。27日(現地時間)タス通信などによると、ドミトリーペスコプ・クレムリン宮殿(大統領官邸)スポークスマンはこの日、「ロシアはG7に合流する努力などしていない」とし「私たちは、G20のような協議体が出す効果に満足している旨を、何回も明らかにした」と述べた。

 

 

(PCの場合、ここから「続きを読む』の後になります)

ペスコフ スポークスマンは、「G20は国際経済の発展を中心に置いた視点から、現代の経済の現実に、より適合する」と強調した。彼はロシアのプーチン大統領はG7の再合流を要請したことも、そのための計画を推進したこともないと言い切った・・(ソース記事:ファイナンシャルニュース、外部リンクにご注意)>

 

このロシア側の反応、私は韓国にとってかなりまずいものだと思っていますが、韓国ではほとんど話題になりませんでした。本題はこれで終わりですが、これだと短すぎるので、ドイツのG7拡大反対の件、もう少し書いてみます。

勝手にドイツは韓国の味方だと勘違いしていた韓国のネチズンたちには、かなりの衝撃だったようです。特に左派支持の強いDAUMでは関連記事に数百ももコメントが集まりしましたが、そろいもそろって「ドイツは戦犯国家だ」とかそんなものばかりでした。次の多いのが「日本のロビーが~」「日本のお金の力が~」。

で、ドイツの件について「なんで韓国はドイツには何も言わないのか」という日本のFNNの記事が、韓国側でもまた記事になりました。本件と関連している「韓国大統領府関係者の『日本は恥知らず』発言」を本ブログでも紹介しましたので、続報(?)ということで、今回もエントリーしています。以下、マネートゥデーの記事からの部分引用です。

 

 

<ドイツが韓国・ロシアなどを参加させるG7拡大計画に反対すると、日本の極右メディアが歓迎の意思を示した。さらに、日本が反対したときには非難の声を上げていた韓国政府が、なぜドイツには一言もできないとかと批判した。

29日FNN(フジニュースネットワーク)は、「日本を破廉恥だと言っていた韓国が、G7拡大に反対するドイツには沈黙している」と報道した・・

・・先月29日、菅義偉・日本官房長官は「G7の今の枠組みを維持しなければならない」としながら韓国のG7拡大参加に反対した。FNNはまた「韓国大統領府の関係者は、これを置いて、「日本の破廉恥レベルの世界トップレベル」という激しい反応を出した」と伝えた・・

・・それとともに、この媒体は、「1910年韓国併合以降のことについて、韓国は日本を批判する時、いつもナチスの蛮行を謝罪したドイツを言及し『ドイツを見習え』と非難してきた」とし「このようなドイツが韓国のG7拡大参加に反対意見を表明した」と伝えた。また、「28日まで、大統領府は、この件に対して沈黙している」とし「多くの外交関係者に聞いても、日本にこのような発言をしたということは、考えられない対応という評価が出てくる」とした(ソース記事:マネートゥデー、外部リンクにご注意を)>

つい最近も、「『日本が~~と言っている!』とし、内容的に何か反論がありそうなものだが、結局は何の反論も無しに終わる」パターンを紹介しましたが、これもまた同じです。反論しないというか、出来ないでしょうけど。

 

 

 

お知らせです。シンシアリー日帰り旅行の日です。どこに行ってきたかは、帰ってきてから報告致します。次の更新はちょっと遅くなって、夕方になると思われます。最近アクセスが増えてきたのに、留守にしてしまって申し訳ありません。

 

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