菅義偉氏、慰安婦合意の際『米国を証人にしないといけない』

もう総裁選ですね。韓国では菅義偉さんに関する記事が多く出ており、その中から中央日報の記事を1つ紹介します。「侮れない総理 菅」という題です(昨日の記事ですからまだ「総理」じゃありませんけど)。

<・・2016年、米国大統領選挙で、誰もがヒラリーの当選を楽観していた時、菅はトランプ系の人たちと会い、あらかじめ繋がりの輪を作っておいた。2015年、韓日慰安婦合意締結時にも、「米国を証人として立てなければならない」とし、米国の歓迎声明を引き出したのも菅の作品だった。

 

菅は主要国の大使らと定期的に会って昼食会をするなど、外交使節とも幅広い接点を維持してきた。駐日大使を務めたある人物は「済州島での休暇を過ごすには、サムゲタンを食べた話をするなど、韓国に多くの関心を見せていた」と回想した。

そんな中、韓国に対する感情が急速に悪化したのは、慰安婦合意が白紙化の危機に置かれてからだ。政界の情報に明るい、ある消息筋は、「慰安婦合意に関する論議で、韓国に対して(※菅義偉氏は)かなり怒っていた」と述べた。安倍政権の間、首相官邸を出入りしていた中央報道機関のデスクは、「録音無しの分まで含めても、(※菅義偉氏が)韓国について言及した記憶は無い」とも述べた。韓国は「アウト・オブ・眼中」だということだ(※一般的に、取材記者の上司にあたるデスクワークポジションを『デスク』と言います)。

 

退任する安倍が外交分野で一定の役割をするという「上王説」についても、菅は断固として線を引いた。「安倍に政府や党の役職を任せるつもりはない」と、のインタビューで明らかにしたのだ。権力の座に上がるっても、すぐに力を分ける考えは無いように見える。

菅とよく接触していたある人物は、「官房長官というのは、(※韓国でいうと)政府のスポークスマン、行政安全部長官、大統領府秘書室長を兼ねたような存在だ」、「成長過程、政治的キャリアなどから照らしてみると、秘めた実力の高い人物だ」とした。

7年9ヶ月ぶりの日本総理の交代を控え、韓日関係の改善を期待する声が高い。新しい総理の任期は1年だが、それ以上を見る長い目が必要である>

 

 

記事の内容そのものは・・外交関係の情報筋の話を紹介するだけだし、別にいいでしょう。ただ、最後の「7年9ヶ月~必要である」の部分が、なんか物凄く浮いているように思えるのは、私だけでしょうか。なんというか、書かないといけない内容だからマニュアル的にくっつけた、的な。

慰安婦合意のときに「米国を証人にしないといけない」と思ったなら、菅義偉氏は韓国が約束を守らない国だということを、ちゃんと認識していたのでしょう。それは間違いない対応でした。ただ、韓国が「それでも合意を守らない」国だという事実。今は、そこまで認識されているだろう・・と信じたいところです。今日、ちょっと出かけますので、総裁選のことはエントリーできない可能性が大きいです。テレビか何かで見ることになるとは思いますが。

 

 

 

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