前韓日議員連盟会長『重要なのは二階幹事長とイ・ナギョン代表だ』

韓国では「日本通」とされるカン・チャンイル氏(前韓日議員連盟会長)が、新東亜とインタビューした内容です。以下、まとめてみます。※は私が書いたもので、ソース記事「新東亜」に書いてある内容ではありません。

・私は日本と縁が深い。やはり国会(議員連盟)が対話役で一番だ。まだ韓国側の議員連盟の構成が終わってないので、毎日のように日本側から電話がかかってくる。「韓国側のパートナーが無いから死にそうだ」と。

ホワイトハウスには文在寅氏のファンクラブがあると聞きます。

 

・菅が案を作れば安倍がカッコつけながら指示するのが、安倍と菅の関係だった。安倍は菅に全権を与えていた。だから菅総理時代でもなにも変わらない

・安倍は「上王」になるだろう。そのために、自分で制御できる菅を総理にしたのだ

まるで「安倍は菅の操り人形だった」とするようなニュアンスでしたが、急に安倍総理が上王として君臨するだろう、という論調になるのは・・内容はともかく論理展開的におかしくないでしょうか

 

 

・文在寅大統領は反日派ではない。原則主義者だ。韓国と日本の関係を良くするためにものすごく強い意志を持っている。しかし、安倍は反韓雰囲気を作って権力を強化した。日本は法体系が韓国といがって外国との条約に関しては政府の意見を聞く

「反日派ではない」ではなく、「反日という自覚すらない」でしょう。また、法体系が~の部分ですが、他国でも同じです。

<・・権力分立を初めて言及した英国の政治哲学者ロックは、立法、行政、司法ではなく立法、行政、連合(外交)に分けた。司法試験のために暗記した権力分立の概念では、理解しにくい内容であろう。外交には「一つの声の原則(one voice principle)」というのがある。行政部の中でそれぞれの省庁が同じ声を出すのはもちろん、行政部を超えて国家的に一つの声を出す必要があるという意味だ。

一八二八年、グアテマラがどの国に属しているかの議論で、ランスロットシャドウェル英国最高裁判長が「英国外務省が、グアテマラのスペインの領土だと宣言しており、英国の裁判所がグアテマラはスペインの領土ではないとするわけにはいかない」と、この原則を明らかにした後、外交の主要な原則となっている・・(ソース記事:2018年8月29日東亜日報)>。

 

 

・自民党の額賀が言うには、自民党内では、経済報復も大したことなかったのでやめたいそうだ。経済報復で日本がもっと損をした。

・法的にどうにもならないから政治的に解決すべきなのに、韓国政府がちゃんと役割を果たせなかった。国内問題がいろいろあったからだ

なんで「法ではどうにもならない」を前提にするのか、分かりません。日本側は「韓国が国際法違反だ」と主張しているのに。ちなみに、この人、自分が「会って一緒に酒を飲んだ」と自慢している日本の政治家全員を「額賀(※日本側会長)」「二階」と全員呼び捨てにしています。呼び捨てが多い韓国記事でも、政治家がインタビュー内でここまで人を呼び捨てにするのは珍しいことです。『私は日本に(呼び捨てにできる)親しい人がいっぱいいる』とアピールしたかったのでしょうか。

 

 

・トランプ氏は、韓日関係に興味を示さなかった。興味がある『ふり』はした

・日本には、イ・ナギョン共に民主党代表に期待する人が多い。二階という名に注目する必要がある。二階は私ともすごく親しい

・反日も反韓も、どちらもダメな策にすぎない

※二階氏、韓国ではすごく期待されています。~(韓国政治家)とすごく親しい!という記事が多く、この前は親北政治家パク・チウォン氏と義兄弟のような関係だとする記事もありました(関連エントリー)。

 

 

 

※次の更新、いつもより遅れての更新となります※

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