「職業紹介詐欺で慰安婦になった」実例

韓国が慰安婦問題において被害者アピールするパターンの1つに、『職業紹介所に行ったら、騙された』というのがあります。しかし、慰安婦問題では、もはや証言そのものがまったく信じられなくなってしまったので、この『職業詐欺説』にも、これといって意味を見出すのは難しくなっています。ただ、いわゆる基地村(米軍基地周辺の売春街のこと)の慰安婦たち、70~80年代に目を向けてみると、「職業紹介所に騙されて慰安婦になった」という確実な事例が、いくらでもあります。

 

古い記事のアーカイブで「基地村」「紹介」などのキーワードで検索してみると、主に70年代、たまに80年代に、ものすごい数の記事がヒットします。職業紹介所を作って、「高収益保証」などと広告を出し、それを見て訪れてきた女性を基地村の慰安婦にしたという内容です。いくつか記事を集めてみましたが、30分足らずで10個以上も手に入りました。その中でも特に分かりやすい内容のものを、時系列以外には適当な順番で紹介します。

 

 

1971年3月13日京郷新聞「少女2人を慰安婦に・・無許可紹介所で1万ウォンずつで引き渡す」。<・・米軍ホールサービス女子従業員募集月収7万ウォン保証という広告を出し、訪れてきたオ某氏など20人(※少女2人含めて)を基地村の舗主(店主)に6千ウォン~1万ウォンずつ受け取って慰安婦として引き渡した疑いで・・>

 

1971年6月29日京郷新聞「ソウルの新しい風習図、外国人の村」。<・・悪徳な職業紹介所の奸計こそが、少女たちを基地村の慰安婦にした決定的な要因であると、多くの慰安婦たちの意見が一致する・・基地村周辺の悪徳舗主の横暴から助けてくれという慰安婦たちの叫びは、すでに10年前からあった・・>

 

1974年6月17日京郷新聞「ソウル地検一斉捜査、新聞広告で田舎の女性を誘い基地村の慰安婦に」。<・・無許可職業紹介所を作り田舎の未成年者や婦女子を誘い米軍基地村に慰安婦として引き渡してきた~(※人名)~など6人を逮捕し・・・18歳の女性を5万ウォンで引き渡すなど、同じ手口で20人を基地村の慰安婦に引き渡してきた>

 

 

1975年3月28日東亜日報「新聞広告で女従業員募集、基地村の淪落街(※売春街、風俗街)に売った人たちを拘束」<・・彼らは去年9月頃から新聞募集広告に米軍部隊ホールサービス従業員募集広告を出し、広告を見て訪れてきた10~20代女性を米軍基地村に淪落女性として1人に1万5千ウォンで売渡、いままで130人を紹介して引き渡したという・・>

 

1980年12月8日京郷新聞「全国悪徳紹介所掃討作戦」<・・無許可で職業紹介所を作り、10年間新聞雑誌などに米軍ホールサービス募集広告を出し、約200人を舗主に引き渡した・・>、<・・慰安婦の舗主でありながら、慰安婦でない女性たちを呼び寄せて売春を強要・・>などなど多数です。職業紹介所だけでなく、『結婚相談業』でも似たような事例が結構あったようです。

 

 

 

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