菅総理、『現金化しない』という韓国の確約が無いと、日中韓首脳会談には参席しない?

韓国では、今年末頃に韓国が日中韓首脳会談を開催し、そこで菅総理と文大統領が首脳会談をするシナリオが、ほぼ定説になっています。安倍総理と文在寅大統領が首脳会談したのも、去年12月に中国で開かれた、日中韓首脳会談だったからです。2018年は日本で、2019年は中国で開かれたので、ちょうど韓国が開催する年ということもあり、今年末頃に韓国が日中韓首脳会談を開催して、自然な形で首脳会談しようぜ!という主張です。ですが、共同通信の報道によると、菅総理は『日本企業の資産現金化をしないという確約が無いと、参加しない』ことにしました。

以下、聯合ニュースの記事、短いので全訳してみます。

 

<日本外務省幹部は30日、日帝強制動員賠償訴訟と関連し、韓国が被告の日本企業の資産を売却しないと約束しなければ、菅義偉総理が韓国を訪問することは出来ないと話したと、共同通信が報道した。

報道によると、この幹部は記者団に、韓国の裁判所が差し押さえた日本企業の資産を売却しないという韓国政府の確約がなければ、菅総理は韓国が開催しようとする日中韓首脳会談に出席しないという認識を示した。彼は、「いつ(日本企業の資産が)現金化されてもおかしくない状況なのに、総理が韓国を訪問するこなんて話にならない」と述べた。韓国政府は、年内にソウルで韓・中・日首脳会談の開催を進めている。

共同通信は、外務省幹部のこのような発言に関し、日帝強制動員賠償訴訟と関連し、韓国政府の譲歩を引き出そうとする意図であると分析した。菅総理は24日、文在寅大統領との電話会談でも、「非常に厳しい状況である両国関係をこのまま放置してはならない」と述べた>

 

 

日韓ならともかく、毎年開催されてきた日中韓首脳会談に参加しないとなると、これは『この問題だけは』とする強い意思表明になるでしょう。個人的に、この報道が本物であると信じたいところです。もちろん、『確約』があったとしても、いずれ韓国政府はそれを破るでしょうから、何かの文書が必要でしょうけど。

 

 

韓国が秋夕(チュソク、韓国のお盆)連休に入ったため、しばらくはネタが激減すると思われます。だからといって無闇に休むわけにもいかないし・・もし、これといった事前報告無しに更新が遅くなる可能性もありますので、ご了解ください。

拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!

拙著のご紹介

以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。

・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください