(※追記しました)WTO事務局長候補の支持調査:ンゴジ・オコンジョ・イウェアラさんが104国から支持を獲得

海外のソースとなりますが、WTO事務局長選出のための、各国がどちらの候補を支持するかの調査結果が発表されました。加盟国164ヶ国のうち、ナイジェリアのンゴジ・オコンジョ・イウェアラさんが104国から支持を得た、とのことです。

ちなみにWTO事務局長選出は、まだ支持候補結果が発表される前のKBSの報道によると、『支持候補調査で、加盟国の半分以上が圧倒的に支持した候補がいると、2位になった候補は辞退するのが、これまでのWTOの慣例でした。ただし、支持の差が大きくなければ、WTOは加盟国の意見が単一候補支持になるように、協議を開始します』とのことです。

基本的に、『最終的には、◯候補が事務局長になることに、全加盟国が反対しなかった』という形作りが必要だからです。それでもダメなら投票に入りますが、いままでWTO事務局長選出で投票まで行ったことは無いと聞きました。

 

まだ韓国側から「ユ候補が辞退した」というニュースは確認できませんが、ナイジェリアのネットメディア「THE DAILY NEWS」は、「Nigeria’s former Finance Minister, Dr Ngozi Okonji-Iweala has emerged the new Director General of the World Trade Organization.(ナイジェリアの元財務大臣Ngozi Okonji-Iweala氏がWTOの新しい事務局長に就任しました」と報道しています

164ヶ国の104国なら、これは韓国のユ氏には辞退勧告があったはずですが、いまはまだこれといった情報ソースは確認できていません。ユ氏が辞退するかどうかで、コンセンサス(加盟国の協議)を行うかどうかが決まります。この点については、新しい情報が入ったら追記します。

8月のエントリーですが、韓国は、日本企業資産の現金化の後に日本が何かの措置を取ると、『耐えてWTOに訴える』という戦略(これを戦略と言えるのかどうかは別として)』です。今回の件と、決して無関係な話ではないでしょう。

 

 

※ここから、追記(28日夜11時10分頃)となります※

聯合ニュースなど一部のメディアは『韓国政府は、ユ候補が辞退すべきかどうか決められずにいる。米国の意中がまだわからないからだ』と報道しています。しかし、韓国日報が、『もう事実上難しい』という記事を載せました。部分引用してみます。

<世界貿易機関(WTO)の次期事務総長(事務局長)評価調査で、ユ・ミョンフイ産業通商資源部通商交渉本部長の競争相手だった、ナイジェリアのンゴジ・オコンジョ・イウェアラ候補が優勢となった。これにより、WTO議長団がイウェアラ候補を事務総長に推薦したと、ロイター通信が伝えた。164の加盟国全体の同意を受ける過程が残ってはいるものの、WTO議長団がイウェアラ候補を推薦したことにより、形勢を逆転させるのは難しくなったという観測が出ている・・・・ロイター通信は、「まだ全加盟国の同意が必要だが、今回の推薦が、4ヶ月以上かかった候補選出過程を決めたことになるだろう」と伝えた。通常の慣例上、今回の推薦で勝敗が決定されるものである・・>

 

先のKBSの事務局長選出に関する情報と照らし合わせてみると、WTOは「かなり差があった」と認め、ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ氏を推薦したのでしょう。普通は、ここで加盟国がすべて同意して、終わります。しかし、まだ韓国側がどうするのかは、報じられていません(いま、28日夜11時20分頃です)。本エントリーの追記はこれで終わりにします。次は、明日(29日)朝10時~11時頃に更新します。

 

 

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