韓国、重患者病床の確保のため手術を延期する動き

昨日もお伝えしましたが、韓国の重患者用病床が大変なことになっています。コンテナを利用したり、(手術結果が思わしくない場合に使える重患者病床が足りない恐れがあって)手術を延期するなどの動きが出ています。以下、いくつかの記事から、現状をお伝えします。

・手術の延期

<<・・(防疫担当者)「厳しい状況になりつつあります。新型コロナ重患者だけがいるわけでもありません。新型コロナではなく、他の疾患で重患者室を使っている人たちもいます。手術が予約されている方もいることでしょう。そんな手術が、延期されると予想されます。

 

なぜなら、もし手術結果が良くなくて、重患者室を使わなければならないなら、重患者病床に余裕が無いと、できませんから。南欧やイタリアのようなところで見られる、医療崩壊のような恐ろしい現実も、最悪の場合、考慮すべきです。そのような部分を今最も懸念しています」・・>>ノーカットニュース

 

・隔離解除の基準緩和

<<・・特に、重患者病床の不足が深刻です。パク・ユミ/ソウル市 健康局長は「重患者専門治療病床は、(※ソウル市に)今、5つしか残っていません。危険で深刻な状況です」と話しています。全国的に重患者の治療に利用可能な病床は、2日間で14個減って、いま45個だけ。首都圏も10個減って、13個に過ぎません。患者数が急増し重患者も増え続けると、病床不足が現実化されると思われます。政府は、病床運用効率を高めるため、隔離解除の基準を下げることにしました・・>>KBS、動画自動再生にご注意を)

 

・仮病床の設置:市立病院内の余裕のある空間に、コンテナを活用して臨時病床を設置するなど、150個の病床を追加で確保する計画を立てています(TV朝鮮、動画の自動再生にご注意を)

 

・政府の予想では、病床不足は1~2週間後

一部では、『ソウル市の場合、今週末から重患者病床が足りなくなり、いつもどおりの医療システム運用(予定されていた手術など)が不可能になる』という悲観的な展望も出ていますが、政府公式にはあと1~2週間となっています。

<<・・パクヌンフ中央災難安全対策本部1次長は、「ソーシャルディスタンスの効果が現れる頃だが、流行の収まりや患者の減少において、その効果は十分に現れていない。今後も効果が限定的である可能性が大きい」と述べた。また「今の患者増加傾向が続けば、1週間から2週間後からは、重患者病床が不足する状況になるかもしれない」と説明しました。パク次長は「全国的なコロナ19拡散を阻止し、医療システムの崩壊を防ぐために、覚悟を決めて特段の措置を実践するタイミングだ」と強調しました・・>>MBC

 

 

拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!

拙著のご紹介

以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。

・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください

・本ブログのコメント投稿、VPN・PROXYからはうまくいかない場合があります。リンクはhttpの「h」を消してください。