文政府、米民主党との人脈がほぼ全滅?

文在寅大統領が、朴槿恵政府がオバマ政権のときに作っておいた、米民主党との人的関係を、『親米主義者』ということでほぼ全員追い出し、人脈が殆ど残っていないという内容の記事がありました。以下、週間朝鮮から部分引用してみます。

<<日本の菅義偉内閣は、最近、バイデン米次期大統領の外交・安保関連の動きに微笑んでいる。伝統的に、日本はリベラル寄りの米民主党政府とはうまく行かない場合が多かったが、今回はそのような懸念をしなくてもよさそうだという見通しが、日本政府の内外から出てくる。

これを象徴的に示したのが、11月12日菅総理とバイデン次期大統領の電話通話だ。当時、就任して二月も経たず、外交経験が不足している菅は、かなり緊張した状態だった。電話を準備した外務省も、どんな話が行き来するのか気を尖らせ立てた。しかし、杞憂であった。

 

電話の後、日本外務省高官は「(日本とアメリカの間の)政策課題が完全に一致した。 (菅総理とバイデン次期の通話は)100点満点だ」と満足感を示した。読売新聞が「100点満点」を題にして記事を大きく掲載するほどだった・・

 

・・ムン・ジェイン政権は、2017年5月に発足してからオバマ政権と緊密な関係を結んできた「ワシントン・スクール」の人たちを、「親米主義者」として排斥、バイデン氏に関連した人脈が事実上切断された状態だ。バイデンが副大統領だった当時に駐米韓国大使だったハン・ドクス元総理、チェ・ヨンジン、アン・ホヨン外交部元次官に対しても、現政府は、彼らの経験を活用する考えをしなかった。オバマ政権初期に駐米政務公使で活動していたキム・ギュヒョン元青瓦台外交安保首席は、セウォル号事件と関連し、検察に逮捕された。李明博・朴槿恵政権で、オバマ政権を相手にして人脈を積んできたチャン・ホジン元青瓦台外交秘書官、キム・ホンギュン元次官補、チョ・ヒョンドン元企画調整室長は、大使に任命されることなく退職した。朴槿恵政府のユン・ビョンセ外交部長官の側近だった元北米局長は、アフリカ諸国の大使として、事実上左遷されてしまった。

それでも2009年「韓米同盟未来ビジョン」を結成したときにワシントンDCでの実務を担当したムン・スンヒョン元駐米大使館政務参事官が、昨年末、駐米公使に赴任したのがよかったという評価が出てくる。

日本政府が、いままで築いてきた対米ラインに基づいてバイデン米政府とレベルアップした関係を作っていく間、文在寅政府は、急いで人脈から作り直さないといけない負担を抱えることになったのだ>>

 

 

普通なら、「それが日本を比べるような内容かよ」と派手に指摘したいところですが、韓国ですから。しかし、『親米主義者』という表現がどこまで現実的なものかは分かりませんが、前から『ワシントンの親韓派が減りつつある』という指摘はありました。1月にはブラックリストの噂もありましたし、大使が「ワシントンでは、韓国は親北だと思われている」と報告する場面もありました。現場がどういう雰囲気なのかまでは分かりませんが、そう思わしい雰囲気ではないようです。ファンクラブは新型コロナで短縮営業中なのでしょうか。

 

 

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