韓国、『ユン検察総長大統領出馬防止法(?)』が発議される

雑談カテゴリーとしてお読みください。

最近、韓国でユン・ソクヨル検察総長の人気が上昇しています。与党側の次期大統領候補とされているイ・ナギョン与党代表、イ・ジェミョン京畿道知事よりも高い支持を集めている、とのことです。野党側(保守右派側)では長い間、リーダーと言える人がいなかったので、この動きにはある程度納得できます。与党側はチョ・グク氏の帰還を待っている人、イ・ナギョン支持、イ・ジェミョン支持など、支持が分かれていますが、野党側では今の所ユン総長しかいません。ただ、ユン総長が時期大統領選挙に出馬するとは言っていません。

 

そんな中、最初から『共に民主党と政策を合わせます』と公言してスタートした左派政党『開かれた民主党』が、『検事、法官(裁判官)は、辞職してから1年内には大統領選挙に出馬してはいけない』という法律を発議する、と明らかにしました。2022年の選挙に、ユン総長(来年7月までは任期)が出馬できないようにするための法律です。

開かれた民主党は、今年作られたばかりの比例代表特化政党の一つで、政策を文在寅政府及びチョ・グク氏に合わせると公言している左派政党です。名前からして、盧武鉉氏の『開かれたウリ党』と『民主党』をあわせています。以下、朝鮮日報の記事から部分引用します。

 

<<開かれた民主党が「現職検事・裁判官が公職選挙の候補者として出馬するには1年前まで辞職しなければならない」という内容を盛り込んだ検察庁法・裁判所組織法改正案を発議すると11日明らかにした。最近、各種世論調査で、次期大統領候補選好度1位になったユン・ソクヨル検察総長を狙ったという観測が出ている。

現行公職選挙法によると、国家公務員である裁判官と検事が選挙に出馬する場合、選挙の90日前まで辞退すればいい。しかし、開かれた民主党が作成した法案によると、ユン総長が公職選挙の候補者として出馬するには、次期大統領選挙(2022年3月)1年前の来年3月までに総長をやめなければならない。しかし、ユン総長の任期は来年7月までだ。ユン総長が7月まで全うした場合、大統領選挙候補出馬が不可能になる。このため、『事実上、ユン・ソクヨル出馬防止法』という話が出てくる・・>>

 

何も変わってないな・・としか、思えません。金大中氏など野党側の人気を恐れ、選挙制度そのものを変えてしまった朴正煕氏のやり方と、とても似ています。

 

拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!

拙著のご紹介

以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。

・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください

・本ブログのコメント投稿、VPN・PROXYからはうまくいかない場合があります。リンクはhttpの「h」を消してください。