クリス・スミス議員「対北ビラ法案を取り消さないなら、韓国を監視対象国にするかもしれない」

米国下院議員クリス・スミス氏が、本ブログでも紹介した対北ビラ禁止法のことで、『その法案を取り消さないと、韓国をウォッチリスト(監視対象国)に入れるかもしれない。ああ悲しい』と話しました。また、韓国の外交が中国に傾いている、とも。スミス議員は、この前、中国から個人制裁を受けた11人の米国国会議員の一人です。以下、アジア経済から部分引用してみます。

 

<<共和党のクリス・スミス米国連邦下院議員が声明を出し、「文在寅大統領の韓国が見せてきた軌跡(trajectory)に、深刻に心配している」と憂慮し、韓国を国務省「ウォッチリスト(watchlist・監視対象)」に入れると警告した。

スミス議員は11日(現地時間)に公開した声明で、「韓国政府がコロナに対応するという名目で、宗教と表現の自由、大統領に向けた批判を抑え込んでいる」と述べた。また、共に民主党が立法強行を予告している「対北ビ​​ラ禁止(南北関係発展法改正案)」に向けて、「愚かだ」とし「(政府が)北朝鮮に過度に頭を下げている」と批判した。

ビラ禁止法については本ブログでも取り上げました。過去エントリーはこちらです

 

それとともに「ムン・ジェイン大統領の国会の同志たちは、なぜ根本的な市民的・政治的権利を無視するのか」とし「愚かな立法は、共産主義 北朝鮮を黙認するものである」と法案の撤回を要求した。続いて、「法案が最終的に通過すれば、私たちは韓国の民主的価値への寄与度を、再評価することになるだろう」とし「韓国をウォッチリスト(監視対象)に入れる可能性が非常に高いと言うことだ。これは非常に悲しいことになるだろう」と明らかにした。また、スミス議員はムン・ジェイン政府の外交政策について、「中国に傾いている」と指摘した・・>>

 

さて、記事でも「与党が強行処理」としていますが、国会外交統一委員会で改正案さえ認められれば、本会議での通過は既成事実となっていた『対北ビラ禁止法』。スミス議員の声明により、何かの変化があるのか・・それとも、南北仲良く監視対象になるのか。文政府にとって、金与正氏への忠誠を示すためには絶対に必要なビラ禁止法。さて、どうなるのか注目されます。

 

※ちょっとだけ追記します※

韓国国会、現在与党無双状態で、このビラ禁止法、早ければ明日の夜に国会本会議に上程される可能性がある、とのことです

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