韓国日報「カン・チャンイル氏のアグレマン、もうすぐ・・早ければ今年中に」

もうすぐ、早ければ今年中にでも、カン・チャンイル駐日韓国大使内定者のアグレマンが得られるという記事がありました。ただ、ソル(旧暦1月1日)をメインとする韓国ならともかく、日本の場合、もう29日なのに「今年中に」アグレマンというのはちょっと不自然な気もします。韓国内でも「しばらく空席になるのでは」な意見が多い中、急に出てきた記事、紹介します。韓国日報の単独報道です。いまのところ他のメディアからの報道はありません。

 

<<カン・チャンイル駐日韓国大使内定者に対する日本政府のアグレマン(外交使節の駐在国の事前同意)付与が間近に迫ったことが28日、分かった。日本も在韓日本大使に内定した相星孝一大使のアグレマンを韓国政府に最近要請したことが確認された。双方が似たような時期にアグレマンを「対等交換」する可能性が高まったわけだ。これをきっかけに、今年中緊張の連続だった韓日関係が息を吹き返すか注目される。

外交筋はこの日、カン内定者のアグレマン問題と関連して、「通常の手順を踏んでいる」とし「近いうちに終わるだろう」と伝えた。政府の他の関係者は、「(アグレマン付与が)差し迫った」とし「早ければ今年を超えないだろう」と述べた・・

 

・・当初外交が一部では日本がカン大使内定者のアグレマンを意図的に遅らせるのではないかという推測が少なくなかった。2011年日露間の領土紛争地域である北方領土を訪れた事実と、日本の天皇を「日王」と呼ぼうとした対日強硬発言が、執権与党である自民党内強硬派の反発を招いたからだ。あいにく韓日の大使交代時期が重なり、両国がアグレマン付与を圧迫カードにして戦いを繰り広げる可能性があるとの懸念まで提起された。

それでも日本があまり遅くならないうちに(※いままで、駐日韓国大使内定者は、早ければ数週間、遅くて40日ぐらいで日本からアグレマンが得られたとのことです)カン氏にアグレマンを与えることにしたのは、非常に敏感になった両国関係をさらに悪化させてはいけないという判断からだと解釈される。また、韓国の強制動員判決による自国企業現金化の手続きに神経をとがらせている日本としては、大統領府が新たに任命したカン内定者を主な疎通チャネルに活用する必要があるという解釈も出ている>>

 

あくまで『もしこの記事が本当なら』という仮定のもと、ですが・・大使館があって、既存の「チャンネル」があるかぎり、大使がいなくても疎通に致命的な問題が発生するわけではありません。どちらかというと、両国共に大使が空席というのは、象徴的な意味があります。この前の韓国からの相次ぐラブコールに「そんなことは無意味です」と伝える意味にもなれたでしょう。ソース記事もそうですが、すぐ『息を吹き返す』『日本としては~(困っているのは日本だというニュアンス)』とするでしょう。いわゆる「間違ったサインを与えてしまう」です。

 

 

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