各韓国紙『日韓両国、中旬頃に新大使が赴任』・・20日にバイデン行政部が始まるのがその理由とも

新年早々、不快なニュースで申し訳ありません。情報が不安定で(記事ごとに内容が合わない)スルーしていましたが、昨日の夜~今日で各紙が一斉に似たような内容を報道したので、急にエントリーします。

複数の韓国紙が、「カン・チャンイル大使内定者がアグレマンを得た」「1月中旬頃に赴任する」と一斉に報道しました。ただ、ニューシースだけは『思ったより順調のようだが、外交慣例ではないという理由で、関係者からアグレマンについての話は聞けないでいる』と報じています。

 

基本的に各紙ともに「日韓ともに、これ以上両国関係を放置してはいけないという共感があったからだ」としていますが、一部のメディアは『(関係改善の共感とかではなく)1月20日にバイデン行政部がスタートするからであり、これで日韓関係がよくなるとは思えない』という現実的な書き方をしています。韓国経済の記事から部分引用してみます。

 

<<新任駐日韓国大使と駐韓日本大使が1月に正式に赴任することが分かった。31日、複数の外交筋によると、カン・チャンイル駐日韓国大使内定者は最近、日本政府からアグレマン(外交使節の駐在国の任命同意)を受けたことが分かった。在韓日本大使に内定した相星浩一イスラエル日本大使も最近、韓国政府からアグレマンを受けたことが伝えられた。外交消息筋は「カン内定者が相星内定者よりも少し先にアグレマンを受けたと聞いている」と述べた。二人の内定者は、それぞれ、早ければ1月中旬に赴任すると予想される。

両国の大使交替は1月20日に発足したジョー・バイデン米国新政権時代を迎え、韓・米・日の共助を強化するための布石という分析が出ている。韓日議員連盟会長を務めたカン氏は、政界の代表的な「日本通」に挙げられる。相星内定者も知韓派外交官として知られている。ただし韓日関係が強制徴用賠償問題などで長期間梗塞された状況で、早期に改善されるのは難しいという観測も出ている>>

 

 

「日本が少し先に出した」としているところが、いかにも韓国らしいところであります。

繰り返しになりますが、「表面的にはともかく、実はバイデン行政部のスタートに合わせたもの」という話は説得力があります。ただ、ニューシースは31日の記事でも『アグレマンについては話せないという』としています。

<<・・外交筋によると、一部の懸念とは異なり、両国とも楽観的な雰囲気であり、今後公式に任命と現地赴任などの手続きが順調に進むと予想される。ただし、外交当局と日本大使館はどちらも「外交慣例上、アグレマンについて言及することはできない」という立場を明らかにしている。チェ・ヨンサム外交部スポークスマンは、「アグレマンはジ受付国である日本政府の内部手続きに沿って行われているので、アグレマンが得られたかどうか、またその時期はいつなのかなどに関連しては、正式に確認できる(※記者に話せる)事項ではない」と言いながらも、「韓日の間の緊密な対話で、基本的で順調な手続きが進められている」と述べた・・>>

 

 

ツイッターのほうにレナの写真とかおせちの写真とか載せましたので、よかったらご覧ください。

こんなニュースの後だからこそ、あけましておめでとうございます。牛のように、誠実で確実な一歩一歩を進む1年でありますように。

 

 

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