ラムザイヤー教授にヘイト・メールが殺到

例の慰安婦関連論文で叩かれているハーバード大学のジョン・マーク・ラムザイヤー教授。嫌悪(ヘイト)内容の入った多数のEメールが、教授に届いているとのことです。韓国の地上波放送MBCは、ニュース番組で教授を『黄色い髪の日本人』『日本がこのためにお金を出している』と言いました。以下、保守系ネットサイト『ペン アンド マイク』の記事からの部分引用です。

 

<<「日本軍慰安婦」が実は性奴隷ではなかったという内容の論文を経済学学術誌に投稿したハーバード大学ロースクール ジョン・マーク・ラムザイヤー教授が、論文がニュースで伝えられた後、嫌悪表現が盛り込まれた電子メールが殺到していると明らかにした。ラムザイヤー教授は3日、ペンアンドマイクとのインタビューで、このような事実を伝えながら「非常に驚いた」と話した・・

・・(※論文の内容は過去エントリーと重複するので省略します)この論文でラムザイヤー教授が、日本軍慰安婦と関連し「軍の慰安婦」制度は当時、帝国主義の日本で合法的であった公娼が戦場に移ったと主張、以前から通説になってきた「強制連行説」を否定したからである・・

・・この論文でラムザイヤー教授はまた、日本政府や朝鮮総督府が女性に売春を強制したり、日本軍が不正募集業者に協力したことはなかったとし、日本軍慰安婦の募集過程で間違った方法で女性を誘い出した業者たちが問題だと指摘した。

 

 

論文の内容が伝えられると、国内ではラムザイヤー教授に向けた否定的な報道があふれた。ラムザイヤー教授が日本で幼年期を過ごし、日本政府から勲章まで受けた「親日学者」という式のレッテルを貼る作業が行われたのだ。国内メディアの報道内容を見ると、論文の内容自体に対する批判的分析はほとんど見ることができず、メッセンジャーへの攻撃が主だった。

特に文化放送(MBC)は、関連報道で「(論文の内容が)日本の右翼の主張と同じ」、「誰かと思えば、論文を書いたラムザイヤー教授は戦犯企業三菱重工業が出した資金でハーバード大学に採用された代表的な親日学者だ。専攻は日本の会社法で、慰安婦研究とは距離がある」と報じた。戰犯という表現は、太平洋戦争終戦後、日本の東京で開かれた極東軍事裁判で裁判で定義された概念で、裁判で「有罪」判決を受けた人たちを指す言葉だ。「戦犯企業」という概念はそもそも存在もしないのに、「三菱重工業」を「戦犯企業」と指称したのだ。

ラムザイヤー教授の慰安婦論文関連報道でMBCのヤン・ユンギョン アンカーは、アンカーコメントを介して「(ラムザイヤー教授は)子供の頃、日本に住んで勲章まで受けた『黄色い髪の日本人』で、日本てこのためにお金を出すんだなと思いました」と、原色的人種差別発言まで躊躇わなかった・・>>

 

 

ハーバード大学レベルで何かのコメント(慰安婦がどうとかではなく、論文を書いたという理由でここまで攻撃されることはあってはならないという趣旨のコメント)があってもいいのではないでしょうか、これは。余談ですが、イ・ヨンフン教授など「親日派」とされる学者たちに対しても、韓国社会は「内容への反論」ではなく、「トヨタの財団から支援を受けた」などの報道で正しく『圧殺』してしまいました。ただ、トヨタの財団から支援を受けた韓国の学者や団体には、左派寄りのハン・ホング氏や、故パク・ウォンスン市長が関わった民間団体『希望製作所』なども含まれています(この部分はペンアンドマイクの別の記事からの引用です)。

 

 

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