日本「韓国国防白書の竹島・レーダー照射記述に抗議する」→韓国マスコミ「日本が『隣国』に抗議した」

日本を「同伴者」から「隣国」と表現した韓国の国防白書。そのあとすぐに外交部長官候補者が「同伴者」と話して、もう何がなんだか分からない状態になっていますが・・一応、韓国では『日本を格下げしてやった』という記事が主流でした。

日本が国防白書に抗議したときにも、なんと韓国では「日本が『格下げ』に抗議した」と報じられました。例えば、MBCの記事を部分引用してみます。

<<私たち国防部が発刊した「2020国防白書」に、日本に対して批判的な意見とともに、これまで書いてきた「同伴者」という表現の代わりに、日本を「隣国」と表現したことについて、日本が直ちに公開反発しました。共同通信によると、日本の防衛省の当局者は駐日本韓国大使館関係を呼び、、「日本としては対応することができず、非常に残念」という意味を伝えました。

日本は特に、私たちの国防白書は独島(※竹島のこと)領有権主張と2018年の日本哨戒機の威嚇飛行を言及し、日本を批判したことについて、「一方的で恣意的な措置について断固として厳重に対処する」と明らかにしました>>

 

 

・・・ですが、日本側は確かに抗議はしたものの、『隣国』表現に抗議したことはないと明らかになりました。こちらは韓国日報です

<<・・加藤勝信官房長官は定例記者会見で、国防白書で日本に対する記述を変えた背景とこれに対する政府の立場を尋ねると、「同伴者から隣国へ表現が変更されたことについては、もちろん知っている」、「(※そう変えた)韓国政府の意図について、日本政府としてコメントする立場にないと思う」と答えた。

 

防衛省当局者が前日の国防白書の内容と関連し、駐日韓国関係者を呼んで抗議したことについては、「竹島に関する技術をはじめとする歴史認識と輸出管理の見直し、(韓国海軍艦艇の日本の自衛隊哨戒機への)レーダー照射に関する記述など、わが国の立場では受け入れることができない事項について、直ちに抗議した」と説明した。

加藤長官は「一部報道で隣国で記述したことに抗議したという趣旨の報道があるが、先に述べたように、韓国側の意図に関するものであり、その部分については抗議しなかった」と線を引いた・・>>

 

 

「日本が『格下げ』に抗議した」という記事は結構ありました。たしか、「そんな理由で抗議するのは異例のことだ(その分、効いているというニュアンス)」の記事もありました。しかし、いまのところ「日本が抗議したのは竹島・輸出管理厳格化・レーダー照射に対する記述」とちゃんと報道しているのは、韓国日報だけのようです。もちろん、私に見つけられなかっただけかもしれませんが。

 

 

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