韓国軍、「日本の独島(竹島)侵攻シナリオ及び韓国軍の戦力投入」などを国会報告

韓国軍が、日本が竹島を侵攻した際の対応(どんな戦力を投入するかなど)を決めて国会報告したことが分かりました。ちょうどバイデン政府が日米韓がどうとか言ってる時点で、この文献の存在がバレただけでも外交問題になる可能性が報じられています。以下、東亜日報の記事から部分引用してみます。

 

<<軍当局が、日本自衛隊の独島(※竹島のこと)侵攻作戦のシナリオと、島を守るための私たちの軍の対応戦力などを明示した内部文書を作成し、昨年12月に国会に報告したことが、10日、確認された。韓国軍が日本の独島侵攻状況を具体的に想定して、これを資料にしたという事実が把握されたのは、初めてだ。ジョー・バイデン米政府が中国を牽制するために韓米日三角協力の重要性を強調している状況で、文書の存在が確認され、外交論議が起きるのではないかとの懸念が出ている。

「国民の力」党のカン・デシク議員と軍の消息筋など本紙の取材を総合すると、その文書には1〜3段階にわたる自衛隊の独島侵攻作戦のシナリオが含まれている・・

 

・・軍当局は、日本自衛隊に対し独島を守るため韓国軍のF-15KなどF系の戦闘機とイージス艦、玄武弾道ミサイルなど陸海空軍の主力兵器の投入をこの文書に記述した。カン議員側によると、最新型の戦略資産の導入を推進している軍当局が、この戦略資産を配置する必要性を日本軍の独島侵攻シナリオ文書を含ませた。自衛隊の軍事的脅威を防御するために、新しい戦略資産が必要だと強調したのだ。

 

軍当局はカン議員側が「この文書が実際作戦計画と関連しているのか」と質問すると、「実際作戦計画とは関連がない」と釈明した・・

・・(※しかし、本当に実際の作戦計画でないなら)軍が事実かどうかが不明確なシナリオに基づいて、最新の戦略資産の導入の必要性を国会に報告したと、軍自ら認めたことになる。軍の消息筋は、「毎年実施する独島防衛訓練だけでも、外交問題になる恐れから、訓練の目的に『日本』とは明示しない。この文書の存在だけで、両国に及ぼす影響は大きいだろう」と話した。

軍はこの文書に「自衛隊独島奪還作戦シナリオ」というタイトルを付けた。まるで独島が日本の領土であるかのように「独島奪還」という表現を使ったのは不適切だという指摘が出ている>>

 

最後、「つっこむの、そこかよ」と思ってしまいました。もちろん、軍が新しい武器がほしいから日本を名分にした可能性もあります。でも、記事でも指摘していますが、実際の作戦計画と関係ない資料を国会に報告して「武器買って買って」とアピールした可能性はそう高くないと思われます。「日本」「自衛隊」、そしてそれらを攻撃するための武器名まで明記されているこの文書。表向きで大きな話題になることは無いかもしれませんが、すでに日米の関係者たちの耳にはこの話が届いていることでしょう。

 

 

拙著のご紹介♨・・以下、拙著のご紹介となります。本の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

新刊<恥韓の根源>、予約受付中です。ありがとうございます!100年前の併合時代、1965年基本条約締結を前後しての時期など、古い記事を考察し、それらから今の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。アマゾンの目次・説明、ぜひ本ブログの紹介エントリー導入部を事前公開しております)もお読みください。

・<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>も発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた、日本、特に『日本語』の不思議な魅力に関する本です。

・本ブログのコメント投稿、VPN・PROXYからはうまくいかない場合があります。リンクはhttpの「h」を消してください。サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。サブブログは、コメントに返信可能な仕様です。長くなりそうな話にはサブを利用してください。

・シンシアリーはツイッターを利用しています