米下院、今月末に「対北ビラ禁止法」聴聞会か・・米国国務省、韓国で法人抹消された脱北者団体の代表と面談

韓国系の下院議員は慰安婦がどうとか騒いでいますが、いざ米下院は、韓国の対北ビラ禁止法の聴聞会を予告しており、「TV朝鮮」はその時期を今月末だと報じています。また、米国国務省が、パク・サンハク氏を呼び、1時間以上面談したことも明らかになりました。パク・サンハク氏は、対北ビラを手動していた脱北者団体の代表で、彼の団体は、文政府によって法人の許可を取り消された団体の中の一つです。身の安全のため住処は秘密になっているにもかかわらず、玄関のすぐ前まで地上波放送のカメラが入ったこともあります。まず、昨日のTV朝鮮の報道から部分引用してみます。動画の自動再生にご注意ください。

 

<<今月末、米下院で対北ビラ禁止法の聴聞会が開かれます。米国務省が最近、国内の脱北者団体の代表に会って、事前に意見を求めたことが確認されました。ご存知のように、昨年、与党がこの法律を強行処理し、米国をはじめとする国際社会が強く反発しています。米下院の聴聞会を起点に、国際社会の非難世論も大きくなると思われます・・

・・(※以下、記者のレポート)スコット・バズビー国務省人権担当次官補は、現地時間9日、訪米中のパク・サンハク自由北朝鮮運動連合代表と1時間ほど面談しました。パク代表は、TV朝鮮との通話で、来月30日から効力が発生する「対北ビラ禁止法」に、国務省が「かなりの懸念を表明した」と主張しました。また、「法案の背景などについて非常に具体的に質問されたので、ありのままに答えた」と伝えました。

 

米議会は今月末、対北ビラ禁止法の聴聞会を開き、パク代表などを証人として出席させ、対北ビラ禁止法が表現の自由を萎縮させるか確かめめる予定です。トマス オヘア キンタナ元国連北朝鮮人権特別報告官、英国議会、チェコ外務省も、この法律が北朝鮮の人権を阻害する恐れがあると懸念を表明してきました・・>>

こういうのを「国際的に物議を醸した」と言うのでしょう。

 

個人的にこのパク代表のことで印象的だったのは、地上波放送の人たちが家まで訪れてきた件です。以下、去年6月26日の中央日報の記事から引用してみます。

<<脱北者団体「自由北韓運動連合」のパク・サンハク代表が、自分の住居に訪れた某放送局の取材陣を警察に告訴した。自由北朝鮮運動連合は25日、立場門を出し、「パク代表の家の前に訪ねてきた取材陣は、国民を殺そうとする北朝鮮の極悪非道な殺人蛮行に共助する野蛮な行為を犯した」と、彼らをソウル松坡警察署に告訴したと発表した。この団体は、「国家情報院、警察、統一部などが、パク代表の家や事務所を極秘安保事項にしているのに、どうやって知ったのか、夜に4人が訪れてきた」とし、「『金正恩よ、あなたが殺したがるパク代表は、この場所に住んでいるぞ』と教えてやろうとする意図であろう」と主張した。続いて「この放送によりP代表の住んでいるアパートはテロの脅威に完全に露出、もう住むことができない」とし「莫大な身辺の脅威やストレスに、未成年であるP代表の息子は、現在、うつ病で食事もできないでいる」と付け加えた・・>>

このときにパク代表が見せた暴力的な反応(取材陣を攻撃しました)には同意できませんが、本当に「どうやって」住所まで調べたのか、その点は強く気になります。

 

 

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