本ブログでも取り上げましたが、韓国では「右翼」とされる学者たちがラムザイヤー教授の論文を支持しています。韓国の地上波放送MBCが、その動きを『親日蠢動(取るに足らない分際で騒ぎを起こす)』 としながら報道しました。案の定、反論などはなく、『相手する必要が無い』としています。あと、『圧迫メール』というのは、声明文をメールで送ったことです。声明文は本ブログでも取り上げたことがありますので、参考にしてください。以下、MBCの報道から引用してみます。ソースページの動画自動再生にご注意ください。
<<慰安婦は売春婦だとするラムザイヤー教授を支持し、これを批判する海外の教授に圧迫メールを送った人たち。延世大リュ・ソクチュン、メディアウォッチ関係者、イ・ヨンフン元教授などです。一体何を考えて、そのようなメールを送るのか、直接会って聞いてみました・・
・・ラムザイヤー教授を批判するハーバード教授に圧迫メールを送った極右代表は、メディアウォッチ編集長。オフィスに訪ね立場を聞いてみました。編集長は、日本軍慰安婦は江南(※ソウル繁華街)の売春女性と同じだと言いました。
【ファン・ウィウォン/メディアウォッチ編集]「冷静に話すと、軍を対象とする売春婦です。実際に今、江南オフィス(性売買業所)とかそんなところを運営する人たちからも話を聞いてみました。似たようなシステムでした。私には100%同じに見えました」。慰安婦生存者の話は信じられない、日本の右翼を完全に信頼すると明らかにしました。「私は、慰安婦問題は、正直な話、日本の右翼の話が完全に正しいと思います」。「(※記者)おばあさんたちが言うことがいろいろ間違っていると言うのですか?」、「(ファン編集長)そうです。信じられませんよ、率直に言って」
ラムザイヤー教授を支持すると署名したもう一人の極右、リュ・ソクチュン前延世大教授。旧正月連休期間にもYouTubeで慰安婦を売春婦とするラムザイヤー教授の主張を熱烈に支持しています。
【リュソクチュン前延世大教授/ 2月13日、YouTubeライブ]「(慰安婦が前金を)先に受けて、今後働くことに対する一種の給料から、マイキン(※)です。そのような方法で契約が行われたから、ラムザイヤー教授の論文は、性奴隷じゃないという意味になるのです」
ハーバード大学教授に送った圧迫メールに参加した理由を聞いてみるために、ヨンジョンドにある自宅を訪ねてみました。
【リュソクチュン前延世大教授]「取材には対応しません」、「声明については、声明にあるとおりです。私に個別に聞く必要もない。これ以上取材することがありますか?」
これらの行動について民主平等社会のための教授協議会関係者は、学会で研究者として認められてもいない人に対応する必要すらないと明らかにしました。
[ナム・ギジョン/民主平等社会のための全国教授の研究協議会事務局長]「そのような人々の声明やそんなものが、米国で意味がありますか?米国の知識人社会にはそれなりの自浄能力があるから、それを信じましょう」イ・ヨンスさん側も、予定通りハーバードオンラインセミナーに参加することにしたと伝えました>>
彼らは、あくまで韓国からするとシステムに障害となる「バグ」でしょうから、蠢動という言葉が合ってるのかもしれません。しかし、やはりというかなんというか、MBCの報道に『反論』はありません。『虫が騒ぐようなもの』『彼らは学者でも研究者でもない』が論拠です。ハーバード大オンラインセミナーというのは、韓国人生徒たちによるものだと聞きました。どうせいままでと変わらない(既存の証言だけ)でしょうし、それよりは今日の国際司法裁判所関連記者会見が気になります。
マイキン(ソースページでは마이킹と書いていますが、一般的には마이낑)とは、日本語の前金から来た用語です。いまでも、韓国の売春関連の文(公式用語ではないので個人が書いたもの)から見つけることができます。「마이낑」ネット検索だけでも結構ヒットします。結構前から、一般的だったのでしょう。前金制度が。
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