文大統領、これといって特徴のない31節演説

文大統領が、31節演説を行いました。相変わらず日本がー日本はーとうるさい内容ですが、いつものことで、これといって今年だけの特徴はありませんでした。とりあえず、現在の日韓関係について述べた部分だけ、引用してみます。ソースは聯合ニュースで、演説文全文が載っています。最初に言っておきますが大したことは言ってない(書いてない)ので、あまり期待せずにお読みください。

 

<<・・国民の皆さん、日本と私たちの間には、過去の不幸な歴史がありました。今日はその不幸な歴史の中で最も劇的であった瞬間を覚える日です。私たちは、その歴史を忘れません。加害者は忘れることができても、被害者は忘れないものです。

しかし、100年が過ぎた今、韓日両国は、経済、文化、人的交流などすべての分野でお互いに非常に重要な隣人になりました。過去数十年間、両国は、一種の分業構造をもとに一緒に競争力を高めてきたし、韓国の成長は日本の発展に役立って、日本の成長は韓国の発展に役立ちました。今後もそうでしょう。

私たちが越えなければならない唯一の障害は、時折、過去の問題を将来の問題と分離していない混合により、将来の発展に支障をきたすことです。私たちは、過去の歴史を直視しながら教訓を得なければなりません。過去の過ちから教訓を得ることは決して恥ずかしいことではなく、むしろ、国際社会で尊敬される道です。

 

韓国は過去の植民地の恥ずべき歴史と、同じ民族間の戦争という痛い歴史を決して忘れずに教訓を得ようと努力しています。しかし、過去が足かせになってはなりません。過去の問題は、過去の問題として解決ながら、未来志向的な発展に一層力を注ぎます。韓国政府は、いつも被害者中心主義の立場から知恵解決策を模索します。被害者の名誉と尊厳回復のためにも最善を尽くしています。しかし、韓日両国の協力と将来の発展のための努力も止めません。

両国の協力は、両国に役立ち、北東アジアの安定と共同繁栄に役立ち、韓・米・日3カ国の協力にも役立つでしょう。しかも今はコロナ危機を一緒に克服し、ポストコロナ時代を一緒に準備していかなければならない時です。隣国間の協力が今ほど重要な時期は無かったと、強調したいと思います。

 

3・1独立宣言は、日本に勇敢で賢明に過去の過ちを正し、真の理解に基づいて友好的な新しい関係を作ろうと提案しました。私たちの精神は、その時も今も変わっていません。韓国政府は、いつでも、日本政府と対座して会話を交わす準備ができています。相手の立場で考える姿勢で向き合えば、過去の問題をいくらでも賢明に解決することができるものと確信しています。韓日両国は、過去と未来を同時に見ながら一緒に歩いています。今年開催される東京オリンピックは、韓日間の、南北間の、北日(※日朝)間の、北米(※米朝)間の対話の機会になれます。韓国は東京オリンピック開催の成功のために協力します。さらに、韓日両国がコロナで打撃を受けた経済を回復し、より堅固な協力で、ポストコロナ時代の新しい秩序を一緒に作っていくことを願っています・・>>

 

『時折、過去の問題を将来の問題と分離していない混合により、将来の発展に支障をきたすこと』の核心人物の1人が、いまさら何を言うのか、と。「恥ずかしい」を乗り越える教訓を恐れないなら、まずは国際法違反状態から認めたらどうでしょうか。でも、これでも『韓国が日本に手を差し伸べた』という書き方をするマスコミはあるでしょう。日本にもあるかもしれません。昨日は、『大統領自ら、なにかの解決法を提案するのではないか』という予想を載せる記事もありましたが、パッとしない内容でした。日韓関係的にも、ブログネタ的にも。

 

 

三つの書店を回ってみましたが、まだ新刊への入れ替えが済んでいない1箇所以外は、どこも良い場所にありました。『話題の本』コーナーにおいてくれた書店もあり、凄く嬉しかったです。ありがとうございます。

 

ありがとうございます。ついに発売です!(地域によって少し差があります)

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