(※少し追記しました)ラムザイヤー教授論文掲載の学術誌、発売を4月に延期か(韓国各紙が報道)

連続更新です。ラムザイヤー教授の慰安婦関連論文が掲載される予定の「International Review of Law and Economics」65号が、発売を遅らせ、4月以降になるという報道がありました。学術誌側が、ラムザイヤー教授に今月31日まで反論を要請した、とのことです。以下、韓国日報の記事から部分引用します。

 

<<日本軍慰安婦被害者が売春を強要された性奴隷ではないという主張を広げて慰安婦被害者を「売春婦」と規定したマークラムザイヤー ハーバード大学教授の論文が掲載される予定だった国際学術誌が、3月号出版を延期する。学界でふくらんでいる反論に対してラムザイヤー教授が回答するまで発刊を先送りする予定だ。

エリック・ヘルランドInternational Review of Law and Economics(IRLE)編集長がラムザイヤー教授に今月31日まで学界指摘に対する反論を要請したと、2日(現地時間)、情報筋が伝えた。 IRLEはラムザイヤー教授が回答するまで学術誌印刷版の出版を延期することを決定した。これにより、ラムザイヤー教授の論文「太平洋戦争の性契約」が掲載されるIRLE 3月号は、回答期限である31日を越えて4月以降に出版されるものと思われる。

 

学術誌出版を延期することは非常に異例だという評価だ。一部では、IRLEが出版を先送りしながらラムザイヤー教授に反論を要求したのは、論文の問題点を自認したという解釈も出ている。さらに、期間を5週間もやったのは、学界が指摘した問題を釈明するのに長い期間がかかることを予想しているという指摘も出ている・・

・・学術誌発刊は延期されたが、一部では、IRLEがラムザイヤー教授に防御論理を構想するために時間的余裕を与えたのではないか、という指摘も出ている。論文撤回を要求する学界の声が沸騰しているが、撤回せず修正するだけで論文出版を強行するという手順であるというのだ>>

 

異例というか、珍しい話だったのでIRLEのHPを確認してみましたが、まだまだ「3月発売」となっており、「Volume 65 In progress (March 2021) This issue is in progress but contains articles that are final and fully citable」、「2021年3月発売、今月号は発行準備中ですが、掲載論文は既に最終版で引用可能です」とも書いてあります(コメント欄からの訳です。ありがとうございます)。単にHPでの告知が遅れている可能性もありますのでなんとも言えません(確認したのは3日10時頃です)。ひょっとすると65号の延期ではなく、別の紙面またはHPに追加で反論・再反論を載せていくためにラムザイヤー教授に反論を要請した可能性もあります。ただ、完全に個人的な推測ですので、記事の情報のほうを信用すべきでしょう。なんとか乗り越えて、無事発売まで行ってほしいと願います。

 

※追記その2※

YTNの報道によると、情報ソースはハーバード大の校内新聞のようです。YTNによると、「(ハーバード校内新聞ハーバードクリムソンは)ラムザイヤー教授の論文が掲載された3月号学術誌の出版が一時的に保留されたと報道しました。しかし、論文の内容に対する懸念の表現とコメントなどを原文と同じ号に入れて来月以降に発行するとし、まだ論文を発行する計画であると確認したと付け加えました」とのことです。HPはまだ「3月発売」となっています。

 

※追記その1※

今回の騒ぎが関連しているかどうかは分かりませんが(多分、関係あるのでは)、教授の論文はIRLEの「もっともDLされた論文」3位に来ています。ダウンロード版はすでに買えるので。2位の論文は無料公開されているものですので、事実上、2位と見てもいいかも。

ありがとうございます。ついに発売です!(地域によって少し差があります)

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