ある政治外交学教授の皮肉・・「『親日』だからって肖像画を変えても、欲望でオリジナルが歪むだけ」

迂回的なものではありますが、キム・ヨンミンソウル大学政治外交学科教授の寄稿文を一つ紹介します。親日を理由にして今まで使っていたもの(偉人の肖像画など)を別のものに変えても、その偉人の本当の顔を私たちはもう知らないので、新しい絵が偉人の本当の顔に近づくわけではない。ただ、その偉人が生きた時代よりずっと後の、今の時代、今の政府の人たちが望む通りにしたいという欲望が増えるだけだ、というのです。以下、東亜日報の記事『オリジナルはもう無い』です。

 

<<・・先月16日、メキシコのソノラ州でこんな事件があった。ある、女性が夫の携帯電話から、夫が美しい女性と密会を楽しむ写真を発見した。確実な不倫の証拠を発見したと思った彼女は、激怒し、凶器で夫を数回刺し、警察に連行された。

ところが、確認してみた結果、携帯電話の中の写真は、他でもない本人の昔の写真であることが判明した。この事件では、何がその女性の真の顔なのかは重要ではない。オリジナルはつねに変化するという事実と、そのイメージに付いている欲望が問題である。

 

韓国社会の場合も同様である。

柳寛順(ユ・グァンスン)烈士殉国100周忌を迎え、昨年、あるネットユーザーがアプリを介して柳寛順烈士の写真を笑顔に「補正」し、その写真をオンラインコミュニティに上げた。「柳寛順烈士の写真を見るたびに、拷問で腫れ上がった顔が切なかった。10万ウォン札が出てきたならば、必ずこのように笑顔の写真であってほしくてならない。ぜひ烈士の平安を祈る」、という。

ユ・グァンスンはもともと当時としては大柄な女性だったと言われています。残っている顔写真も、どちらかというと『ジャイアン顔』なので、韓国では「拷問で膨れ上がったものだ」ということになっています。拷問のあとに写真を撮るのも不自然ですし、韓国でも俗説です

 

厳しかった時代、柳寛順烈士が果たしてパッと笑いたかったか、私たちには分からない。補正された画像は、柳寛順烈士の当時の姿ではなく、後で補正した人の欲望をよりはっきり露出する。私たちが自分の証明写真をフォトショップで補正すればするほど、より鮮明になるのは、オリジナルの姿ではなく、補正に熱中している人の欲望だ。

柳寛順烈士の写真補正があってからあまり経たず、文化体育観光部は、100ウォン硬貨の李舜臣の標準影幀(遺影として使う肖像画などを影幀と言います。標準影幀とは、偉人の絵のイメージ統一のため、国が指定した影幀のことです)の解除を審議中であると発表した。

 

標準遺影の作家が、親日反民族行為真相究明委員会から親日反民族行為者に分類されたので、別のものに変えることを検討している、ということだった。標準遺影が変わるといっても、私たちは李舜臣将軍の実際の姿を知ることはできないだろう。変わる標準遺影を介して知ることができるのは、この時代、あるいは政府の熱望だ。人々が再現(representation)を介して求めているのは、真実ではなく、自分の欲望の実現である。そうであるなら、画像を見るたびに私たちが想像しなければならないのは、再現対象とされたオリジナルではなく、その再現物に付いている欲望であろう。オリジナルは、ここには無い。>>

 

 

「ここ」ってどこのことでしょうか。『いまの』韓国ということでしょうか。欲望で何度も補正されて、もう無くなったという意味でしょうか。この件だけでなく、韓国(側)は、歴史そのものに対して、同じことをずーっと熱望してきました。今回の論文騒ぎとて、実は「契約書」オリジナルなど、彼らは必要としません。『存在しない契約書』という、自分の欲望を映したなぞのアイテムが必要なだけです。韓国は日本に対して「歴史を忘れた民族に未来はない」とよく言うけど、その理屈だと、もっとも未来のない民族は韓国ということになります。

 

 

早くも発売から8~9日が経ちますが、おかげさまで好調に推移しております。ありがとうございます。画像はアマゾンからのキャプチャーです(3月8日10時頃)

ありがとうございます。ついに発売です!(地域によって少し差があります)

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