韓国の各新聞が、発行部数を維持するためにとりあえず新聞を発行(印刷)し、それを各支店に無理矢理押し付け、結局はその新聞(新聞紙)が海外に安く売られていくという報道がありました。安いし最近のものだししかも「新品」であるため、海外で家具や花を包装するのに大人気だ、とか。いつもの韓国情報とはちょっとズレますが、「不思議の国のアリラン」カテゴリーで更新します。以下、MBCからです。動画の自動再生にご注意ください。
<<有名なオンライン掲示板で話題になった写真です。タイ・バンコクにある家具専門店イケアの包装台に、韓国の新聞がいっぱいためてあります。なぜなのか、というものでした。MBCがその理由を追跡してみたところ、韓国の新聞業界の慢性的な弊害、「発行部数水増し」が理由でした。取材をすればするほど、読者に読んでもらうためではなく、包装のために流通したものではないのか、そう疑うしかありませんでした・・
・今日の昼、タイ、バンコクのイケアストア。家具や小物の包装に使うための新聞紙が山になっています。東亜日報、毎日経済、韓国経済、ソウル経済など。昨年12月に印刷された、広げたこともない新品の新聞です。なぜ、タイの店舗に韓国の新聞がこんなにいっぱいあるのか。
バンコクのイケア側に尋ねたところ、「新型コロナで包装紙が手に入らなくて、韓国産新聞紙を買ってきた」とのことです。
このだけではありません。インドネシアの市場で花を包んでいるのも韓国の新聞。パキスタン屋台の食べ物も調理後、韓国の新聞紙に入れられます。タイのでは、田舎で韓国の新聞紙を包装に使うのが一般的です・・
・・タイとフィリピンなどのインターネットショッピングモールでは、韓国の新聞を簡単に購入することができます。価格はキログラム当たり、韓国ウォンで500ウォンほど・・・他の国の新聞の販売されていますが、韓国の新聞は新品で、一度に数十トンまで大量注文が可能であるため、人気を集めています。国内業者も、海外輸出に積極的です・・
・・2019年の国内紙の新聞購読率は6.4%。10年間で4分の1に急減したのに対し、同じ期間の新聞発行部数はほとんど減らずにそのままです。新品の新聞が新聞があまるしかありません。新聞社の影響力を決定する有料部数の操作が疑われます。
新聞発行部数を集計するABC協会が昨年明らかにした発行部数比有料部数の割合は、朝鮮日報の場合96%。しかし、文化観光体育部が朝鮮日報9つの支局を調査した結果、有料部数の割合は60%台で、捜査を進めています。
【キム・ドンジョ/全国新聞販売連帯委員長] 「購読者の数が減ったから(各新聞社の支局の)購読料収入も減るものでしょう。(※なのに無理矢理販売ノルマを押し付けられるから)新聞を古紙として売って新聞代金に足すしかないですよ。これに何の意味がありますか」
新聞発行部数は、特に有料部数は広告単価だけでなく、国家の補助金を策定する重要な基準。新聞社が、読まれないと知っていつつ新聞を刷って、支局に押し付けて、耐えられなくなった支局が海外に(※包装紙として)販路まで開拓しつつ、見苦しい「新聞紙韓流」は、しばらく続く見込みです>>
韓国の財閥グループが、協力会社や販売店などに無理な条件を出すこと。韓国では『押し出し』『絞り出し』などといいます。これを取材し、問題提起してきたのは、他でもないマスコミです。しかし、そのマスコミの新聞が、支局に同じことをやっていたというオチであります。
理由はともかく、海外で人気でよかったじゃないですか。他の国の新聞社も同じことをしているかもしれませんが、MBCの報道によると韓国産が圧倒的だ(他の国の新聞はそこまで大量購入ができないし新品も珍しい)とか。これからの韓流は新聞紙、ということで。さて、「新聞の起源は韓国」という記事が先か、「慰安紙は日本軍による強制連行」という記事が先か・・(笑
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