前川喜平 元文科省事務次官、「河野談話に基づいた教科書記述を」「日本政府は軍艦島強制労働を認めて国際約束の履行を」

加計学園問題でもよく名前が出ていた、前川喜平、元文科省事務次官。なんと韓国の「日本教科書問題」に関し、「河野談話に基づいた記述を」「強制労働を認めるべし」「現場で教師がちゃんと教えるしかない」など、韓国とまったく同じ主張をしました。記事によると、東京都「高麗博物館」での講演会のあと、聯合ニュースとインタビューした内容、とのことです。日本文部省の幹部だった男の発言、以下、聯合ニュースの記事から部分引用します。

 

<<日本の文部科学省事務次官を務めた前川喜平 現代教育行政研究会代表は、日本軍慰安婦問題と関連し、「河野談話に合わせ、教科書で負の歴史として正しく事実を書かなければならない」と述べた。先月、日本文部科学省の検定を通過した高校歴史教科書のほとんどが日本軍慰安婦動員の強制性と人権侵害を適切に記述していなかったが、このような流れは、1993年8月、河野洋平 当時日本官房長官が発表した河野談話の精神にも反すると指摘したものである・・

 

・・前川代表は特に「日本が朝鮮半島を植民地支配したという事実を知らない若者がいるということ自体が非常に大きな問題」とし「侵略戦争や植民地支配、(徴用などでの)強制性をきちんと教えなければならない」と強調した。

彼はちょうど来年から新設される高校の必須科目「歴史総合」が18世紀以降の日本の歴史と世界史を一緒に教えるようにした点を取り上げ、「明治時代以降、東アジアの侵略戦争や植民地支配は、特に朝鮮半島と日本の関係を、日本の高校生が、より適切に学ぶ機会になることもある」と展望した。前川代表は1次世界大戦と3・1独立運動や民族自決主義と朝鮮半島の独立運動を一緒に教える方法を例を挙げた。

彼は「教える方法に応じて変わるものだ」とし「高校の教師がきちんと教えることを期待する」と付け加えた。

 

端島、別名「軍艦島」など、ユネスコ世界文化遺産に登録された日本の産業施設について説明する産業遺産情報センターが強制動員の歴史を歪曲しているという指摘に関して、前川代表は「私の考えでは、日本政府は国際約束を履行していない」と評価した。彼は、日本政府が国際社会との約束を形式的にのみ移行して、強制動員と関連した暗い歴史を正しく知らせておらず、「むしろ歴史的な事実を隠蔽しようとする展示がされたという疑いがある」と指摘した・・>>

 

一時文科省事務次官だった人が「教科書を(教科書内容ではなく教師が個人的にカバーする形で)ちゃんと教えるといい」と話しているわけですが・・いいんですかね、これで。少なくとも教科書においての「正しい」には、『客観的に』という概念も含めてほしいものです。前にも同じ文章を書いた記憶がありますが、教師もいいけど、高校生たちに討論会でもやらせればいいのではないでしょうか。

 

 

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