韓国外交次官、中南米で「処理水放流」世論戦を展開・・メキシコなどで「強い懸念」を表明

韓国の外交次官が、中米で「汚染水(処理水)世論戦」を展開しました。いつものパターンではありますが、処理水がもっとも早い時期に届くとされる米国が処理水放流に支持を表明したにもかかわらず、韓国がここまで『反対側』の連帯を強めるのは意外だ、との声もあります。以下、マネートゥデーの記事から部分引用します。

 

<<「(題)チェ・ジョンゴン外交次官、中南米回って 日本汚染水放流 世論戦・・米国のケリー特使が『介入は不適切』とした後も反・汚染水連帯の構築に力を尽くす」

チェ・ジョンゴン外交部第1次官が中南米を歴訪し、日本政府の福島原発汚染水の海洋放流決定に対抗するための世論戦を繰り広げた。韓国の唯一の同盟である米国が汚染水放流に「介入不可」を宣言した後も、事実上「反・汚染水放流戦線」の構築に力を注いだのだ。

 

25日、外交部によると、チェ次官は中南米歴訪の最後の国であるメキシコで23日(現地時間)カルメン・モレノ・トスカーノ外交次官との両国の外交次官会談で、福島汚染水問題を取り上げた。これと関連し、チェ次官は、韓国政府と国民の深刻な懸念を伝達して、太平洋という一つの海を共有するメキシコ側の支持と協力を要請した。

これに対してモレノ次官は、メキシコもまた太平洋沿岸国として韓国の立場に共感すると明らかにした。また、海洋汚染からの影響を受ける地域のすべての国の声に耳を傾けることが重要であり、国際社会との必要な措置を検討していくとした。チェ次官は18日から、コロンビア、コスタリカ、メキシコの3カ国を連続訪問した。

チェ次官は、コスタリカ訪問当時、ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、パナマ、ドミニカ共和国、ニカラグアなど中米地域の8カ国(SICA)と開かれた外交次官会議(韓・SICA会話協議体)で汚染水放流の危険性についての共同認識を土台にした共同声明も採択した。域外オブザーバーである韓国とSICAの間の共同声明発表は、6年ぶりに初めてのことである。両方は、汚染物質の海洋排出がもたらす深刻な状況に深い懸念を表明した。太平洋地域での海洋汚染に対する国際社会の共同対応の必要性も強調した。

 

一方、ジョン・ケリー米大統領気候特使は韓国を訪問した18日の記者会見で、原発汚染水に対する米国の介入と関連して、「私たちは、日本が国際原子力機関(IAEA)と緊密に協力してきたし、今後も(協力を)続けると確信している」と述べた。続いて「米国がこのプロセスに介入するのは適切ではない」とした。チョン・ウィヨン外交部長官が前日(17日)ケリー特使と夕食会で、日本が国際社会に透明かつ迅速な情報を提供することができるように、米国側が関心を持って協力してくれることを要請したが、事実上、拒否したのだ・・>>

 

韓国は、放流決定の後に米国とIAEAが支持を表明すると、「米国もIAEAも支持などしていない。検証すると言っている」と無茶を言いました。それから米国とIAEAが「いままでも協力してきたし~」というふうに明らかにすると、韓国は「IAEAの調査に韓国も参加しないとわからない」としまし。その後にIAEAが「調査じゃなく専門家チームによるモニタリングだけど、韓国が参加するなら歓迎するよ」とすると、今度は「反対連帯を作る」としています。『検証』というのはデータのことですが、もはやそんな話すら出てきません。日本政府がやることは決まっています。IAEAの基準を満たし続け、各国にデータを提供することです。もちろん、この中南米の国々にも。

 

 

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