複数の韓国紙、日本の閣議決定に激怒し「慰安婦ではなく性○隷だ」と主張するものの、実は2015年に韓国政府も「○奴隷という用語は使わない」と認めている

昨日、追記でお伝えした内容と重複しますが、『従軍(慰安婦)』閣議決定の件、韓国で大きく報道されています。特に、これからの教科書検定にも反映されるとした部分が、「反日は、日本に対する教育」だと考えている韓国としては大きな衝撃(?)だったようです。

複数の韓国紙は、「(クマラスワミ報告書の記述を根拠に)すでに国連では『性D隷』となっている。慰安婦ではなく性奴Rだ」と主張しています。しかし、単に用語の問題なら、慰安婦合意のときに韓国政府も「『日本軍慰安婦問題』だけが韓国政府の唯一の用語」と明らかにしているし、ついこの前、文大統領はその慰安婦合意を政府公式合意として認めました。

以下、ニューシースの記事から部分引用します。

 

<<日本政府が教科書検定に「従軍慰安婦」の代わりに「慰安婦」という表現が適切だという立場を公式採用したと、NHK、読売新聞が27日報じた。日本政府はこの日、閣議で、「従軍慰安婦という用語は、誤解を招くことがある」とは、のように決定した。

今回の決定は、馬場信行、日本維新の会 衆議院議員の質疑に対して答弁書を採択する過程で出てきた。馬場議員は「従軍慰安婦」という用語には、軍による強制徴用という意味が内包されており不適切であると主張した。

日本の文部科学省は、教科検定で「従軍慰安婦」や「いわゆる従軍慰安婦」という用語を使用することも可能にしてきた。中学校教科書1つ、高校教科書2つが歴史科目に「従軍慰安婦」という用語を採用している。日本政府が慰安婦問題と関連し日本軍の責任を認めた1993年の「河野談話」によるものだった。

 

しかし、この日の閣議で、2014年、朝日新聞が「日本軍の強制徴用」を証言した吉田セージ証言を虚偽と判断して、その記事を取り消したことを引用して、「単に『慰安婦』という用語を使用するのが適切である」と結論づけた。これにより、今後は日本の教科書には、「慰安婦」という用語が公式に使用されると思われる。

日本政府は、「今回の決定は、今後の教科書検定に反映される」と述べた。読売は閣議決定など政府の統一された見解がある場合、教科書検定で、これをもとに記述するという基準があると伝えた。

 

これと共に、日本政府は、太平洋戦争強制徴用と関連しても「強制徴用」や「連行」という用語を使用することが不適切であると決定した。日本政府は、答弁書で「昔の国家総動員法による国民徴用令に基づいて徴用された朝鮮半島の労働者移入について『強制連行』または『連行』ではなく『徴用』という用語を使用するのが適切である」とした。この日の決定は、日本政府が自国の責任を回避する右翼の主張をそのまま反映したものであり、議論が予想される。

国連はすでに「慰安婦」の代わりに強制徴用された「性奴○」と規定している。最近マークラムザイヤー ハーバード大ロースクール教授が慰安婦を強制徴用された○奴隷ではなく、「自発的な売春」と主張し、た学界など国際社会から激しい非難を受けた・・>>

 

以下、単に「用語」としての側面ではありますが、本当に『せい どれ い』が一般的なら、当事国である韓国もその用語を使っているはずです。しかし、韓国政府はそんな用語を公式使用していません。一部の市民団体が使っているだけです。2019年11月11日ノーカットニュース(韓国のキリスト教チャンネル『CBS』の、宗教以外のニュースを扱う部門)の記事から部分引用してみます。

<<過去2015年慰安婦合意の時に、韓国政府が『日本軍慰安婦を性ド隷とする表現は、事実に反するので、せいDR表現を使ってはいけない点を確認した』と、日本政府が外交青書で主張し、議論が起きている。日本外務省は2019年外交青書で「『性奴レイ』という表現は、事実に反するので使用してはならない。この点は、2015年12月日韓合意で韓国側も確認し、同合意でも一切使用していない」と明らかにした・・>>

 

マスコミの皆さんが本当にSDR!SDR!と思っているなら、この件は日本政府に「慰安婦という用語を使うな」と言うべきではなく、韓国政府に「セイ奴隷という用語を使え」と言うべきではないでしょうか。大手新聞とか、または国会議員などが。どうせ、癒着状態にある市民団体に言わせて「政府は知らない」と後ろに隠れるだけでしょうけど。

いつもの午後(14時~15時)の更新は今日は出来ません。もうちょっと遅くなります

 

 

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