北朝鮮、慰安婦却下裁判を特大非難「日本への投降だ」

北朝鮮が、なぜか一歩遅れて、韓国裁判所の「慰安婦賠償却下」を猛烈に避難しました。記事にもよりますが、日米韓外相会談を意識したものではないのか、という指摘も出ています。以下、聯合ニュースの記事から部分引用します。

 

<<北朝鮮の宣伝媒体が、慰安婦被害者の損害賠償訴訟を却下した南側の裁判所の決定(※4月21日のもの)について「投降であり屈従だ」と非難した。

対外宣伝媒体「朝鮮の今日」は4日、黄海北道(ファンへブクド)裁判所のベク・オジン判事の文で、先月21日に出てきた中央地方裁判所の判決について「良心と正義から目をそらすことであり、社会歴史的、民族的責任の回避である」と主張した。続いて「日本の罪が具体的で露出したのに、南朝鮮当局の立場はあまりにも曖昧で、形式的だ」とし「被害者中心主義の原則に従った性奴隷被害者の名誉と尊厳を回復するために最善を尽くしたいは原則的な立場だけ述べている “と指摘した。

 

また「日本の性奴隷犯罪は千秋万代にかけて最後まで清算しなければならない特大反人倫罪罪」とし「被害者が完全な名誉回復のために訴訟を仕掛けたのは適法なものであり、彼らは当然法の保護を受けなければならない」と強調した。「わが民族同士」も裁判所の決定を「千年の宿敵である日本の、悔しさあまり体が震える過去の罪を庇護しかばうのは反民族的であり、売国売族である妄動」、「親日屈従行為」などの表現を使用して猛烈に非難した・・>>

 

各紙が結構大きく報じていますが、聯合ニュースは見出し(引用にはありません)でこう書いています。「北の3つの宣伝媒体が先を争って糾弾・・5日は韓米日3カ国の外相会議が予想されている時点」。そういうのもあるでしょうけど、本文には書けない何かの事情でもあったのでしょうか。保守寄りとされる中央日報の記事も読んでみましたが、本文は聯合ニュースとほぼ同じですが、それ以外はありませんでした。

 

あと、この部分はセルフ拡大解釈ですし、原文も見ていないので不確かではありますが、「慰安婦」ではなく「性奴隷」となっているのが印象的でした。日本が「『従軍』慰安婦ではない」と閣議決定したときにも韓国の一部のマスコミが「慰安婦ではなく性奴隷とすべきだ」と主張しましたが、それも結局は北朝鮮との単語合わせではないのか、そんな気もします。「日帝強占期」などもそうですが、特に反日関連で、北朝鮮が使う用語を韓国でもそのまま受け入れる風潮がありまして。そういう流れの一つではないだろうか、と。

最後に一つだけ・・なんか適法がどうとかの主張が載っているようですが、北朝鮮は韓国の憲法上『違法占拠集団』になっています。

 

 

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