日韓外相、握手も「肘タッチ」も無し。韓国外交部、日米韓会談での「対北制裁」関連内容を公開せず

聯合ニュースによると、昨日の日韓外相会談、雰囲気がかなり悪かったようです。硬く立ったまま握手もなく、肘タッチ(コロナ対策として相手と自分の肘を軽くタッチすること)も無かった、とのことです。また、会談の予定そのものが無かったようで、会談内容の事前調整もありませんでした。昨日は日本語記事を紹介しましたがので、今回は韓国側の記事を紹介します。

 

まず、月刊朝鮮の記事です

<<・・鄭長官と茂木外相は5日(現地時間)、ロンドンで開かれたG7外交・開発大臣会議を契機に韓米日3者会談を行った後、席を移して20分間韓日会談を行った。韓日両国は、未来志向的な関係の発展には同意したが、日本政府の福島汚染水海洋放流問題と強制徴用、慰安婦などの歴史問題については、立場の差を確認するだけにとどまった・・

・・(※会談後に韓国外交部は良い会談ができたとブリーフィングした、という内容のあとに)しかし、過去史などの主要な問題については、これといった言及がなかった。今回の会談は、事前調整なしにG7を契機に行われただけのもので、両国の既存の立場を再確認するレベルで終わった可能性が大きいと見られる>>

 

次は、聯合ニュースの記事を部分引用します。

<<・・梗塞された韓日関係を反映したように、外交部が公開した写真で2人の外相は硬い姿勢でポーズを取った。会談に同席した人によると、二人の外相は、握手はもちろん、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)状況で握手の代わりに行う肘タッチもしなかった。

二人は、前日行われたG7拡大業務の晩餐でも会って会話した。鄭長官は会談後、聯合ニュースに 「良い会話ができた」と述べ、外交部当局者は「良い雰囲気の中で会話が進行された両国間のコミュニケーションを本格的に開始するきっかけになった」と評価した。

ヤンギホ聖公会大教授は「両長官が、時間が短すぎて、それぞれの立場を確認するにとどまったと思われるが、会ったことに意味がある」とし「韓日間の懸案が多く、解決の兆しも見えず、会話で解決するしかないので、今回の会談が、そのきっかけになることを望む」と述べた>>

 

日本もそうですが韓国外交部も、日韓外相会談があることは事前に発表がありませんでした(会談が終わった後に急に発表)。事前調整どころか、本当に「アメリカの顔を立てた」以外に会談の意味も無かったのでしょう。肘タッチ無しも、ある意味、当然です。肘「打ち」ならともかく、タッチをするような関係でもないでしょう。

 

あと、これは日米韓会談でのことですが、韓国外交部は会談で議題となった対北制裁(安保理決議履行など)の部分を公開しませんでした。この部分は朝鮮日報です

<<・・G7外相会議に出席するため英国を訪問中のチョン・ウィヨン外相が5日、ロンドン現地でトニーブリンケン米国務長官、茂木敏充 日本外相と会い、バイデン政権の対北朝鮮政策について意見を交換した。三人の長官は、安全保障理事会の制裁履行など対北圧迫策にも議論したが、韓国外交部はこの事実を公開しなかった。北朝鮮の非核化について、米国と日本が制裁履行に重量を置くのに対し、韓国は米朝対話の再開を強調したものと解釈される・・>>

 

 

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