「慰安婦は契約によるもの」米国大学教材、いったん出版を中止することに

前に本ブログでも紹介した、米国大学教材の件、続報です。出版社側が問題を認め、内容を検討、修正などが終わるまで出版を中止することになりました。教材を作る出版社が内容を事前に把握してなかったというのは、どうも妙な話ですが・・以下、聯合ニュースの記事から部分引用します。

 

<<日本軍慰安婦は自ら身を売った女性だという歪曲された内容が盛り込まれた韓国史教材を出した米国の出版社が、ミスを認めた。イ・ジンヒ イースタンイリノイ州立大学史学科教授は8日(現地時間)、米国の教材専門出版社であるCognella academic publishingが、歴史的事実と異なる主張を込めて出版した教材「東アジアで韓国の形成:韓国史」(The Making of Korea in East Asia:A Korean History)の修正措置を約束したと伝えた。

日系アメリカの学者であるチズコ・アレン ハワイ大学国際研究フェローシップ担当者が執筆したこの本には、日本軍慰安婦被害者に対して「自ら身を売ったり家父長制で家長の借金を返済するために前金を受けて、2〜3年間売春をするという契約書に署名した」という、根拠のない主張が含まれた。

 

これに対して出版社側は、編集の過程で、専門家たちも慰安婦関連主張を含む複数の問題点を指摘し、著者に初稿の修正を要求したと説明した。しかし、アレン氏は慰安婦の部分は変更しないまま原稿を再提出し、当時、時間に追われていた編集陣がこれに気づかないまま印刷に入ったという説明だ。出版社側は先月、この教材の問題点を発見し調査を要求したイジンヒ教授に送った電子メールで、「不正確な情報が含まれたままの本が出版された点について遺憾」と出版社に責任があると認めた・・>>

 

いったんこの部分が修正されるまで教材の出版を中止することにした、とのことです。修正約束なのかそれとも「再調査が終わるまでの出版の中断」を意味するのかは分かりません。しかし、前に米国務省の公式見解のときも同じ趣旨を書きましたが、まだまだ慰安婦問題というのがこういう認識であること、残念で仕方がありません。どうせ中止になるなら、せめてもう少し「公論化」のきっかけにでもはってほしいところですが。

しかし、教材を作る会社が「時間に追われてミスった」とは、本当にそれが理由でしょうか。もし本当なら、内容に関係なく会社として致命的なミスになるのでは・・

 

ちなみに・・回収ではないし去年12月にすでに出版済みなので、現バージョンを買おうと思えば何とか買える状態です。出版社HPでの本の紹介・注文ページはここです。いまのところこれといった告知はありません。米国アマゾンページはここです。日本アマゾンページはここです。日本からアクセスしているからか、それとも在庫が無いのか、配送に1~2ヶ月以上かかるとのことです。

 

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