米国の慰安婦団体(韓国系)、バイデン氏に「日本の法的責任を」と書簡

米国の4つの慰安婦団体が、バイデン大統領に「日本に法的責任を要求せよ」という書簡を送りました。韓米首脳会談のときに明確に示せという趣旨ですが、それなら日米首脳会談のときに送るべきだったのではないか、な気もします。以下、聯合ニュースから引用してみます。

 

<<米国の4つの慰安婦関連団体は、バイデン大統領に韓米首脳会談をきっかけに慰安婦問題に対する歴史的正義を立てるように促した。「賠償と教育のための慰安婦行動(CARE)」、「アトランタ慰安婦メモリアルタスクフォース(ACWM)」、「慰安婦の正義連帯(CWJC)」、「ワシントン挺身隊問題対策委員会(WCCW)」は17日(現地時間)、そういう内容の書簡をバイデン大統領に送った。CAREによると、2007年に米国議会の慰安婦決議案通過を主導したマイクホンダ元下院議員が、この書簡に共同署名し、米下院情報委員長であるアダム・シフ(民主・カリフォルニア)議員が13日、ホワイトハウスに書簡を伝達した。

 

これらの団体は、「韓米首脳会談をきっかけにバイデン大統領が慰安婦のための歴史的な正義を立てることを要請する」とし「日本政府が戦時慰安婦制度の明白な法的責任を負うよう、バイデン大統領が日本を圧迫することを促す」と述べた。続いて「日本政府は公然と歴史的事実を歪曲しており、日本の内閣官僚が慰安婦の歴史を否定することは、さらに容認できない」と、日本の態度は、日米同盟が追求する価値も反すると指摘した。これらの団体は、「インド・太平洋地域の信頼と協力を阻害する日本の歴史的不当さに対抗、バイデン大統領と慰安婦被害者中心の包括的な解決策を議論する機会を得ることを望む」と述べた>>

 

記事を読んでみて気になったのは、これらが韓国人(または韓国系米国人)団体であることがまったく書いてないことです。例えばアトランタなんとやら団体がアトランタに慰安婦像を作ったときには、いろんなメディアに「韓国人団体」とちゃんと出ていますが、なぜかこの記事にはありません。

CAREの代表はキム・ヒョンジョン氏、WCCWの代表はヘレン・ウォン(韓国名チェ・ヘラン)氏、正義なんとかはよく分かりませんが、名称からして、正義連(旧挺対協)の米国支部か何かではないでしょうか。ACWMは検索したところでAmerican Civil War Museumぐらいしかありませんが、韓人団体がアトランタに慰安婦像を作ったとき、寄付金(像の制作費)の送り先だったのがこの団体です。当時の慰安婦像建立代表はキム・ベッキュという名前でした。

 

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