中国「韓米共同声明で台湾のこと言ってみろ。韓国にとっては毒を飲んだことになるだろう」

せっかく、ムンたんとデンたんが会談をするというのに、明日(22日)は夕方まで更新ができなくなりました。とある理由でとある地元の行事に参加することになりまして。詳しくは書きませんが、多分、暗くなる前には楽しい首脳会談エントリーが書けると思います。別に、内容的にもブログネタ的にも、つまらない(悪いという意味ではなく、具体的なこともなくパッとしないという意味で)ものだろうとは思いますが。で、またまた、その前に一つ深夜更新いたします。中国、言わばキンたん(習近平氏)が、韓国に警告を飛ばしました。ソウル新聞から部分引用します。

 

<<ムン・ジェイン大統領とジョー・バイデン米大統領の韓米首脳会談を控えて、中国官営メディアが韓国に対し、米国側に傾いてはならないと警告した。環球時報は21日の社評にて、「米国が韓国を「助美抗中(米国を助けて中国に対抗するという意味)」に引き入れるためムチもニンジンも使うだろうが、、韓国は、自分自身をのために耐え抜かないとならない」と主張した。

環球時報は、特に米国のメディア「米国の声(VOA)」が、韓米首脳会談の共同声明で台湾問題が議論される可能性を提起したことに対して敏感に反応した。先月、米日首脳会談の共同声明では、「台湾海峡の平和と安定」を明記、1969年以来初めて日米声明で台湾を取り上げ、中国が強く反発している。

 

環球時報は、「米国の、韓国を反中統一戦線に引き込むための差し迫った努力を推測できる」とし、「ムン・ジェイン政権は、米国の脅威を防ぐことができるだろうと信じている」と述べた。それとともに、台湾に言及することは、「韓国の国益に合致せず、韓国が米国の脅迫に負けて毒を飲むのと同じだ」とした

環球時報、韓国が米国に安保を頼っているが、中国は韓国の最大の貿易パートナーであり、朝鮮半島問題の解決の主要な行為者でもあると強調した。続いて、今回の首脳会談について「韓国外交の独立自主性の新しい試験」とし「両国の共同声明にどんなものが出てくるのかが、韓国が米国の圧力の下で、それ以上 譲ってはならない最低ラインを守れたかどうかの試金石になるだろう」とした・・>>

 

他に、新華社通信(中国の国営メディア)は、米国の対中国圧迫要求に対する韓国側の対応が、首脳会談の重要な「観戦ポイント」だとしている、とも。内容はともかく、すごくギリギリのタイミングを突いてきたな、と感じられます。中国としては、韓米首脳会談の共同声明の内容がまだ決まっていない、まだ韓国側は戸惑っている、そう見ているのでしょうか(実際そうでしょうし)。

台湾の話の他にも、ウイグル人権問題、クアッド加入、そしてTHAADの追加または定式配置・または何か新しいミサイルディフェンスシステムの話。そんなところが、中国にとっては「韓国が超えてはならないライン」になるかもしれません。でも、中国が心配しなくても、そこまで踏み込んだ内容が韓米首脳会談の共同声明に出てくるとは思えません。朝鮮半島(北朝鮮)関連問題が、インド太平洋問題に比べると多少ローカルな感じで出てくるのではないでしょうか。多分、22日の朝には、韓米首脳会談の大まかな内容は公開されていることでしょうけど、あえて前もって書いてみました。

 

 

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