韓国の前外交部長官「韓国のワクチン確保が遅れたのは、世界の公正のために戦ったからだ。いつの間にか他国に取られてしまった」

さて、と・・(無表情な顔で話を始めるシンシアリー)

一時は「反日女戦士」「対日本ジャンヌ・ダルク」などと呼ばれたものの、文大統領の「盾」になる以外にやったことが無い、カン・ギョンファ 前外交部長官。久しぶりに本ブログにネタを供給してくれました。韓国のワクチン確保が遅れてしまったのは、世界のワクチンの公正な配分のために戦ったからだ、しかし、戦っている間、他の国々に取られてしまったというのです。正義のために戦っていたら後頭部を殴られた、そういうストーリーのようです。以下、聯合ニュースから引用してみます

 

<<カン・ギョンファ前外交部長官は27日、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)ワクチンの確保が遅れた理由について、政府が最初から他の国と競争するよりも、国際社会の公平なワクチン供給に協力したせいだという趣旨で説明した。カン前長官はこの日、民主平和統一諮問会議(※大統領直属の諮問機構です)の女性平和会議で、「ワクチンに関連し、私たちがある程度は出遅れた」とし、「遅れた理由は、私たちが『国際社会に協力しよう、本当に成熟した、国際社会の責任ある国としての役割を果たそう』として、その議論に積極的に参加した」と述べた。

カン前長官は「WHO(世界保健機関)が用意したCOVAXファシリティという、すべての国の人口の20%がワクチンを公平に分かち合うことができるように努力しようという趣旨で始まったものだが、それが今とても揺らいでいる」とし「ワクチンを生産する国が、それを他国に与えようとしないからだ」と説明した。続いて「(COVAXの)議論が始まったとき、私たちも積極的に参加したが、いつのまにか、気がついてみると、他の国が全てを先に確保してしまった。私たち自身の開発した私たちのワクチンも遅れている状況なのに」と述べた。

政府は、すべての国に人口の20%に相当するワクチンの供給を保証するWHO主導のワクチン共同購入プロジェクトのCOVAXに協力するために、最初のうちはワクチン争奪戦に飛び込まなかった、という説明である。カン前長官は「しかし、政府の一次責任はなんといっても、国民の生命を守ること」、「ワクチンが出て、他の国の動向を見ながら、私たちも積極的に確保しなければならないという努力を、政府が、私いる時もいっぱいしたし、今もしている」と述べた・・

 

・・(※北朝鮮の核問題は外交と平和プロセスで解決するしかないという内容の後に)韓米首脳会談の結果については、「伝統的安全保障、政務、北朝鮮問題に重点を置いた同盟ではなく、経済協力はもちろんのこと、それを越えて、気候変動、5G、6G、宇宙、世界保健、そんことを網羅した本当に包括的な同盟になった」とし「対等ではない状況で始まった同盟が、私たちが大きくなったことで、対等で包括的同盟になれた結果であり、本当に気分がいい」と述べた。

カン前長官はこの日の講演で、世界の平和を達成しようとする努力の最大の障害はフェイクニュースだと指定した。カン前長官は「偽ニュースと真実のニュース、真実と嘘を区別することができないなら、議論の当事者が自分に目障りな情報を受け付ける余地がない、相反する宇宙に閉じ込められているなら、紛争の平和的解決は危ない土台の上に置かれるだろう」と主張した>>

 

最後の部分は直訳ですがなに言ってるのかよくわかりません。多分、最近また熱くなっている、与党側の「気に入らないニュースはフェイクニュースということにしよう」な趣旨の法案を擁護するためのものではないだろうか、とは思われますが。

で、韓国がワクチンの公正な配分のために何かやったことがあるのかな・・を考えてみましたが、どうしても何も思い出せません。結局COVAXからもワクチンもらったし。関連記事なら結構読んだはずですが、これといって何もありません。だって、常識的に考えても、『何もやらなかったから』ワクチン確保が遅れたのでしょう。

というか、今回のワクチンスワップ失敗について、韓国政府は『すでにワクチンは確保できているから』という説明をしています。しかし、この記事では「確保に出遅れた」「確保が遅れている」と言い切っています。これでいいのでしょうか?

 

今日、更新時間がいつもより遅れると思われます。次の更新は、ランチタイムが終わってからになります

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