韓国大手ケーブル局「文大統領が先に歩み寄り、菅総理は頭を下げた」

いつもより心の曇った内容のエントリーです。いつもと違って『雑談』カテゴリーで更新したいと思います。

G7首脳会談の共同声明について書こうとしましたが間に合いそうにないので、また挨拶関連のエントリーになりました。2つ前のエントリーでも「挨拶しただけでここまで騒ぎになるなんて、これ自体がもう普通じゃないだろう」という趣旨を書きましたが・・これで2つもエントリーを書くことになるとは、我ながら心が曇ったものです。韓国のニュース専門大手ケーブルテレビ YTNの記事に、妙な題のものがありまして。以下、YTNの記事から引用してみます<<>>が引用部分となります。

<<「先に近づいた文大統領、頭を下げて挨拶した菅総理(※題)・・G7拡大首脳会議後開かれた夕食会。文在寅大統領が手招きで金正淑女史(※キム・ジョンスク女史、文大統領の奥さんです)を呼びます。文大統領夫妻が菅総理夫妻のそばに近付き、挨拶をすると、菅総理は頭を下げて挨拶します・・>>

 

 

『先に近づいた文大統領、頭を下げて挨拶した菅総理』をわざわざ題にする理由があるのでしょうか。これだと、文大統領が先に歩み寄ったのは事実だけど、菅総理は頭を下げて挨拶した! と書きたかっただけに見えてしまいます。ちなみに、記事本文に「文大統領が(も)頭を下げて挨拶した」という内容、画像、映像などはありません。

日本語では挨拶を表す場合には「頭を下げる」より「お辞儀をする」のほうがいいけど、韓国語には、日本語の「お辞儀をする」の直訳にあたいする表現がありません。「頭を下げる(머리 혹은 고개를 숙이다)」だけです。だから、片方だけが「頭を下げる」と書くと、どうしても上下関係のニュアンスが付きまといます。

 

ですが、残念ながら(?)、KBSの記事にはこうなっています。<<・・二人の出会いは、韓国のマスコミは捕捉できなかったけど、日本の民営放送局であるANNが撮影して映像を公開しました。動画を見ると、文大統領は、金正淑女史を手招きして呼んで、一緒に菅総理夫妻に近づいていきました。文大統領が金女史を紹介すると菅総理は頭を下げて挨拶し、文大統領も菅総理の夫人、真理子夫人に頭を下げて挨拶しました・・>>

 

ちなみに、挨拶するときにお互いがお辞儀をする、韓国語で頭を下げること、しかも初対面の奥様でのこと。これには何も問題ありません。挨拶のときにお辞儀した2人(夫妻だから4人かな)の挨拶の仕方それ自体を問題にしたくはありません。こんな状況下で『先に近づいた』というのは不自然ですが。

 

 

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