韓国外交次官「『文大統領が先に歩み寄った』と報じるなんて、田舎臭い(※原文ママ)」

昨日の夜のエントリーでも似たような趣旨を書きましたが、G7首脳会議で「文大統領が先に歩み寄った」を、韓国側はものすごく気にしているようです。今度は外交次官がMBCのラジオ番組送に出演し、「先に歩み寄ったとか、田舎臭い(※ソース記事、原文ママです)」と話しました。番組進行者は「外務次官だから田舎臭いとしか言えないでしょうけど、本当に日本ってくだらないですね」と話すと、外交次官は慌てて「いや、『日本のマスコミ』がそうだ、という意味です」と火消ししました。福島処理水関連での日韓協議体関連の話も出てくるので、以下、MBCから引用してみます 。動画の自動再生にご注意ください。 << >>が引用部分となります。

 

<<・・◎司会者:「日本の話をしないわけにもいきません。すれ違っただけでしょう?略式会談もなかったし挨拶だけして、バイバイしたじゃないですか」 ◎崔鍾文(チェジョンムン)外交部第2次官:「はい、韓日首脳二人はG7拡大首脳会議で遭遇しました。ラウンジもあるし、晩餐をきっかけに、お互いあいさつを交わしました。先ほどおっしゃったように、別の会談やそんなものはありませんでした」

◎司会者:「もしかしたら、どうせ会うしかないのだから略式にでも会談を進行する方案を事前に調整したり、推進したりしなかったですか?」 ◎外務次官:「今回の多国間会議のスケジュール自体がとてもきつくて、両国首脳もそれぞれまたいくつかのスケジュールがあって、別の会談を調整するのは、難しかったです」

◎司会者:「それはとにかく、私たちの文在寅大統領と菅総理が挨拶を交わしたことをめぐり、日本政府とメディアはどのように表現しているのかというと、文在寅大統領が先に近付いて挨拶した、こんな表現をしていますが、それについて何か言ってください」 ◎外交次官:「私は現場にいなかったので正確には分かりませんが、私も外交部にいながら多国間首脳会議準備に何度も関与しました。私の経験上で申し上げますと、通常、ラウンジや晩餐会場では、先に見える首脳が、他の首脳のところに行って挨拶して、大勢が話していると、自然に合流して会話も続けて、そうやって自然に行われます。誰が先に挨拶をしたとか、そんなふうに話すこと自体が、少し田舎臭い(以下、『ダサい』にします)とでも言いましょうか」

 

◎司会者:「ですよね、ダサさが半端ないですよね」 ◎外交次官:「そうですね。まず、首脳同士で知っている仲だから、先に行って『ハイ』と挨拶したり、そうします」

◎司会者:「なんというか、くだらないですよね」外交次官:「私は、それは」 (以下、途中で話を切られる場面が何箇所かあります)

◎司会者:「わかりました。次官様ですから責めるにしてもダサいとしか言えないでしょうし」 ◎外交次官:「いや、日本のマスコミがダサい、と私は言ったわけでして」

 

◎司会者:「わかりました。G7サミットで東京オリンピック支持の話が出ましたよね?共同声明にも入っていますが、これで一つの問題が発生します。東京オリンピック組織委のホームページにある地図から独島(以下、竹島とします)がまだそのままじゃないですか?このような状態で、国内では不参加の話まで出ている状況なのに」 ◎外交次官:「私たちも国内世論を、外交部でも、オリンピック主管部門は、文化体育観光部ではありますが、このような問題では主務部署ですから、私たちは綿密に世論やマスコミの報道をずっと見てきましたが、私たち国民の皆様は、過去数年間もオリンピックのために汗を流して努力してきた国家代表選手たちの努力にも、とても大きな心配をしておられます。私たちはそれのために、これはこれとして、私たち外交部が処理する問題であり、そのようなことは、だからオリンピック不参加、そのようなことは」

◎司会者:「竹島を消せばいいだけの話じゃないですか。余地があるとお考えますか」 ◎外交次官:「容易でないのですが、引き続き圧迫を続けます」

 

◎司会者:「もう時間ないので最後にお聞きします。福島の汚染水(以下、処理水とします)処理問題に関連して、韓国政府が日本に両者間協議体を構成しようと提案しましたが、日本側から何か返事がありましたか?」 ◎外交次官:「背景を申し上げますと、私たちが日本が十分な事前協議もなく情報提供も行っても、日本の処理水海洋放出決定に反対するというのは私たちが何度も公然と話しましたし。私たち国民が納得できる十分な情報を提供する必要があるので、私は先々週だったかな、IAEAを訪問しました。グロッシー事務総長にもこの問題について、私たち国民の懸念と、韓国政府の立場をよく伝え、IAEA側の日本の放出の客観的検証がなされなければ、より重要なのは、このような検証プロセスに韓国の専門家が参加しなければなりないとの意見を共にしました。 IAEAグロッシー事務総長が私にそう言いました。そこで、日本にも何らかの形で両者の接触をするというのが私たちの立場で、日本が私たちに十分な情報提供をしなければならないのです」  ◎司会者:「わかりました。これで終わりにします。ありがとうございます。次官様」>>

 

IAEAは前からモニタリング チームに韓国も参加していいと話しています(4月22日の本ブログ過去エントリー)。また、結局、日本が何か返事をしたという内容もありません。特にオリンピック不参加の話で、次官どの、あきらかに慌てているように見えますが・・気のせいでしょうか。

 

 

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