昨日は『頭』エントリーを書いて借りた映画見て寝ましたが・・なんとちょうどそのタイミングでG7が共同宣言を採択・発表しました。遅くなったけど、共同宣言から本ブログの本題に相応する(と思われる)内容を紹介します。まとめをまとめたのに、それでも結構長いですね。
以下の骨子の部分は、日本経済新聞の記事『G7サミット共同宣言の骨子』より引用します。他にも気候関連、本ブログでも取り上げたインフラ、ワクチン関連の話なども載っていますので、ぜひソース記事の方もお読みください。
・国際協力、多国間主義及び開かれた、強靱で、ルールに基づく国際秩序による行動(これが「概要」となる前文の核心です)
・2022年までのパンデミック終息を目標とする。途上国に対するワクチン供与する多国間枠組みであるACTアクセラレーターおよびCOVAXファシリティーへの支持を再確認。日本とGaviが共催した「COVAXワクチン・サミット」の成功を歓迎する。資金及び現物供与を通じて来年にかけてワクチン10億回分の供与に相当する。「カービスベイ保健宣言」を承認。ワクチン等の世界的な開発の加速化の目標の歓迎。新型コロナ対策及び将来の健康危機への備えと対応のための国際保健システム強化など
・農業や衣類部門などにおける、国家により行われるものを含むあらゆる形態の強制労働について懸念。中国の新疆や香港と関連し人権や基本的自由を尊重するよう中国に求め、G7の価値を推進していく。北朝鮮の違法な大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画の検証可能かつ不可逆的な放棄を求める。北朝鮮に対し、全ての人々の人権を尊重し、拉致問題を即時に解決することを改めて求める。包摂的で、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の維持の重要性を改めて表明。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す。東シナ海及び南シナ海における状況を引き続き深刻に懸念し、現状を変更し、緊張を高めるあらゆる一方的な試みにも強く反対する
・新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の団結の象徴として、安全・安心な形で2020年東京五輪・パラリンピック競技大会を開催することを改めて支持。
こうしてみると、バイデン氏が何で菅総理と最初の首脳会談を行ったのか、その会談の共同声明がどれだけ『これからの流れ』を予告するものだったのか、よく分かります。同じく、韓国文政府が取っているスタンスが、どれだけ流れを無視するものなのか、それもよくわかります。
中国関連で強硬である点は、韓国側もほとんどのメディアが報じています。大統領府はG7ゲスト参加を外交成果としているけど、内容的に韓国としては負担が大きすぎないか。そういう現実的な指摘をするメディアもあります。
他に、主に韓国側のネットはオリンピック関連に反応しています。外国からの観客受け入れ無しなど、制限された形(大人な言い方で『安全安心』と書いていますが)にするしかないのは日本も他国も分かっているでしょうけど、『新型コロナに打ち勝つ世界の団結の象徴として、東京オリンピック・パラリンピック開催を改めて支持する』。これはG7として言うべきことを言ったと評価できる部分です。でも、各種世論調査でも不参加を支持する人が多い韓国。やはりG7でオリンピック支持が出てきたのは不愉快だったのでしょう。そういえばノーカットニュースは昨日の午後7時の記事でも「『バイデン大統領が菅総理にオリンピックを支持すると言った』という記事もあるが、マニュアル的な話をしただけだろう」という記事を載せたりしました。
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。
<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。
・新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。・「反日」異常事態(2020年9月2日発売)が発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。他の拙著についてはここにまとめてあります。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。