知らないのか、それとも知ってはいけないのか

今朝もスペインの古地図関連記事が結構目立ちました。研究者を名乗る保坂祐二氏は「これは日本も反論できない」とはしゃいでいるし(※于山島のことは結構前に外務省から反論が出ています)、一部の記事では、「韓国を知ろうとしてくれるスペインは韓国の良い友人になれる」とか、そんな内容の主張まで出回っています。

昨日、竹島で南北スポーツイベントをやろうと主張した人もそうですが、竹島がどこにあるのか、どんな形をしていて広さ、大きさ(スポーツイベントをやるには相応の平地が必要)はどうなのか、ちゃんと知っている人はそういないのではないか、そんな気もします。

そんな中、案件は違うけど、月刊朝鮮が『無知は邪悪さに隙きを与えてしまう』という記事を載せました。タイムリーだなと思って、以下、月刊朝鮮から引用してみます<<>>が引用部分となります。

 

<<・・歴史は何よりも事実自体が優先だ。その一方で、「歴史『意識』」とも決して無関係ではないので、正しい観点が重要である。ところが、無知によりすぐ壟断させられてしまう。数多くの激動に満ちている私たちの歴史は、特にそうである。去る6月2日、大学生団体の会員たちが独立門の前で旭日旗を燃やすデモを行った。何度も従北・反米行動でその名前を広げた韓国大学生進歩連合(※この前、処理水放流のことで日本大使館の前で違法デモを行ったのもこの団体です)の会員で、独島(※竹島のこと)を日本の領土と表記した東京オリンピック委員会と日本政府を糾弾するデモだという。

知る人ぞ知ることだが、反日デモを独立門の前でやるなんて失笑ものでしかない。しかし、彼らだけの問題でもない。独立門前でのパフォーマンスは文在寅政権もやった。2019文在寅政権は3・1節100周年記念行事を独立門の前で行った。それが最初でもない。 2018年3・1節にもそうだった。文大統領は式典を西大門刑務所の前で開催し反日演説をした。それから、参加者と一緒に独立門に行進し、その前で太極旗を振って歓声をあげた。2012年大統領選挙を控え、6月17日の出馬宣言をする時も独立門の前であった。独立門にそのような象徴性があると信じていないと、できない行動だ。「大統領からこれだからな・・・」としか言いようがない。このような問題をあえて指摘しないといけないことすらも情けない。

 

独立門は反日の記念碑ではない。難しい問題でもない。インターネット検索で確認できす。独立門は1896年11月に着工され、1897年11月20日に完成された。日帝時代ではないのだ。独立門は淸国の冊封体制から朝鮮が独立した記念に、事大の象徴だった迎恩門を壊して建てたものである。独立門の建設運動を主導した主体は、独立協会であった。 1896年4月7日、「独立新聞」を創刊し、7月2日協会を正式に発足し、最も重要な事業として推進したのが独立門建設だった。独立門の独立は日本ではなく、中国からの独立を意味するものである。「独立」という用語の使用自体が、当初、中国からの独立を指すものから始まった。

独立協会からはそうだった。独立協会は1896年7月2日に結成された、結成を主導したのも開化派であった。「独立新聞」を発刊し、後で独立協会会長も務める徐載弼は1894年開化派主導の甲申政変に加担し米国に亡命している。一方、開化派は「独立党」と呼ばれたりした。開化派に反対する儒林(※儒教徒たち)をはじめとする守旧派が特にそう呼んだ。賞賛ではなく、非難の意味であった。開化派に反対し、開化派を「敢に(※감히、『身の程知らずに』の意味)中国から独立しようとしている」と非難した。独立は反中から始まった。独立門は反日ではなく、反中の象徴である・・

 

・・この団体だけの問題だけではない。国民が振り回されてきたのが本当の問題だ。韓国人は「独立」と聞くと、ほぼ例外なく日本からの独立を思い浮かべる。独立門の独立もそう考えている。指摘すると、分かってくれたりはする。しかし、説明がなければ、普通は見逃す。このような無知と沒覚が、邪悪さに隙間を与える。独立門に関することだけではない。私たちの現代史の多くの部分がそのようにもてあそばれている・・>>

 

拙著「恥韓の根源」にも、「自由な国 日本から見えた不自由な国 韓国」にも同じ趣旨を書きましたし、いままでブログにも何度か同じ文章を書いた記憶がありますが・・これは本当に『無知』なのでしょうか。ひょっとすると、知ることそれ自体を邪魔だと思っている人たちが多いのが、もっと大きな問題ではないでしょうか。知ってはいけない、または知らないままでないといけない・・『知らないままの今のほうが正しい』、と。市民団体の政治勢力化とともに、この流れはんさらに強くなったように思えます。

ソース記事の筆者さんも、「分かってくれたりはする(깨닫기는 한다)」と妙な表現を使っています。単に「説明すれば分かってもらえる」なら、こんな文章にする必要があったのでしょうか。身近な人に『説明』のつもりで話して、むしろ『邪悪さ』扱いされた、そんな経験があったのかもしれません。私は、何度か同じ経験をしました。

そう、竹島が鬱陵島より朝鮮半島側にあるぐらい、どうでもいいのです。そのほうが『正しい』ですから。歴史ではなく、歴史意識という名の正義もどきの中では。

 

 

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「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。

新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。「反日」異常事態(2020年9月2日発売)が発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。他の拙著についてはここにまとめてあります

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