本当に独立有功者の息子なのか疑惑がかかっている光復会会長、今度は父親が二回も亡くなったことが判明

率直に言って、独立有功者に偽物が多いなど、前回のエントリーで書きたいことは書いたのでスルーしようと思いましたが、続報ということでお伝えします。韓国の独立有功者協会「光復会」の会長、金元雄(キムウォンウン)氏。この前は母親の独立運動履歴が怪しいことで話題になりましたが、今回はなんと父親が二回も亡くなったことが明らかになりました。どこの007だ・・ってところです。以下、朝鮮日報の記事から引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<金元雄光復会長が、母親に続き(母親については上記過去エントリーをお読みください)、父親の独立運動功績でも真偽論争が起きた。『報勲処』の記録には父親キムグンス氏が1963年に大統領表彰を受け、1992年に亡くなったとなっている。ところが、政府が1963年に「光復軍出身キムグンス」氏に大統領表彰をした当時の公的調書には、キムグンス氏はすでに故人だと記録されている。手続き上のミスだとは思えないものが一つや二つではない。

「1963年に亡くなったキム氏」と「1992年に亡くなったキム氏」の記録は、活動時期はもちろん、地域も違う。出身地もまた、「1963年に亡くなったキム氏」は平安北道となっているが、「1992年に亡くなったキム氏」は慶尚南道の晋陽(晋州)である。常識的に、二人を同一人物だと見ることは難しい。

 

「独立運動家の子孫会」関係者は、「1963年の新聞には、大統領表彰対象者キムムグンスという人物の前に、『故』の字がついている」とし「金元雄会長は、1990年まで、様々なインタビューで、『生存している父親キムグンス氏が賞を受けた』と主張してきたが、事実と違うことになる」と指摘した。報勲処は、このような議論について、「1977年以降、賞の業務を移管したので前のデータの状況を綿密に把握中」と述べるだけだった。金元雄会長は、このような疑惑について、釈明を出していない。

先に金会長の母親、ジョンウォルソン氏の独立運動功績に関しても真偽論争があり、報勲処が調査に着手した状態だ。ジョン氏は、1990年に「ジョンウォルソン」という名前で光復軍で活動したとし、有功者申請をし、建国勲章『愛族章』を受けたが、ジョン氏より二歳上の姉の名前が「ジョンウォルソン」である事実もまた明らかになった。金会長に批判的な光復会の関係者は、「金元雄会長の母親は、姉の功績を横取りした可能性もある」という疑惑を提起し、金会長は「母親は姉の名前はもちろん、複数の偽名を使用しており、母の姉は独立運動とは無関係だ」と釈明した。一部のメディアでは、「金元雄会長の母親とその姉は、創氏改名をした」という報道も出ている。

金会長は、自分と旗色の違う人たちに、親日または売国というレッテルを貼って非難し、光復会を政治的混乱に陥れたとの指摘を受けている。親の独立運動功績は、金会長が光復会長を務める背景でもある。金会長がこの深刻な問題について何も説明しないでいるのは納得できない。迅速に事実を明かすことに期待したい>>

 

登場人物全員偽物という可能性もありますし、そのほうが現実味あります。1つ前のエントリーでも似たような趣旨を書きましたが、独立運動はおろか、韓国が見ている『日本』そのものが、偽物のようなものですから。

百歩億歩譲って、引用記事の登場人物の中に(韓国基準での)本物の独立有功者が一人いて、誰かがその功績を横取りしたシチュエーションを仮定してみます。すると、金元雄会長の父親は、誰か(先に亡くなった人?)の功績を利用して勲章を受けた可能性もあります。過去エントリーで、『偽物が多すぎで、(独立運動していた)親の墓を、自分の親の墓だと認めてもらうのに20年かかった』という人の話をお伝えしました。それと繋げて考えると、さらに疑わしいかぎりです。

会長または与党側の政治家が『人を二度も死なせるとは日帝は本当に悪い』と言ってくれると、当分の間、ブログ更新ネタの心配はありませんが・・さすがにそこまでは無いでしょう(笑

 

 

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