東京オリンピックへの不参加を支持する国民が多いからでしょうか。韓国のオリンピック選手団が、アウトオブ眼中モードです。この前に本ブログで紹介した「メディア デー(『旭日旗搬入は無いだろう』という発言があった場です)」のとき、いつもなら企業や政治家などが訪れたり激励金を寄付したりするけど、今年は一切無かった、とのことです。全員がワクチン接種済みとはいえ、新型コロナなどの問題ももちろんあったでしょう。でも、ソース記事は『国内外の政治的な問題』を指摘しています。以下、ノーカットニュース(CBS)の記事から部分引用します。
<<・・(※オリンピック延期や開催に否定的な世論などは、選手たちに何よりの苦痛だったという内容のあとに)さらに政治的な問題まで広がり、選手たちの心の苦労は大きかった。東京オリンピック組織委員会のホームページの独島(※竹島のこと)表記と、スタジアム内への旭日旗持ち込みの可能性など、敏感な問題が浮上し、一部では大会不参加の動きまで起こった。
スポーツと政治を分離しなければならないオリンピック憲章があるにもかかわらず、日本の顔色を気にする国際オリンピック委員会(IOC)の不明瞭な態度が、問題を大きくした。このような悪条件の中、選手団への激励は全く無い状況である。前は、オリンピックを控えると、選手村を訪問する政治・財界人の励ましが相次いだ。しかし、今回の大会は、コロナ19と政治的問題まで重なり、一人も来なかったのだ。選手村長は、「オリンピックで初めてのことだ」と舌打ちをした。
4年前のオリンピックでは、2ヶ月前から、各方面から励ましが溢れた。農協をはじめ、現代産業開発、韓国馬事会、SKグループ、大韓航空、サムスングループなど大企業が数億ウォンの激励金を支援し、大統領と国会議長など政治、曹渓宗など宗教界も選手たちに力を与えてくれた。しかし、今年は大会開幕1カ月を切ったのに、誰も選手村を訪れない。選手村長は「いくら国内外で状況が良くないからって、国旗を胸に汗を流したのに応援がないなんて、士気が落ちるしかない」とし「特に、韓日関係が敏感な状況なのに、日本で開催されるオリンピックで選手たちが力が出せない」とため息をついた。
特に今回の大会ではメダル種目とされる重要な試合が韓日戦になる可能性が高い。体育会イ・ギフン会長も「海外の観客入場が不可能なため、日本のファンだけ入ってきて、自国の選手を応援するだろう」とし「私たちも在日韓国人など民団を通じて応援の準備はしているが、チケットが無いので日本の一方的な応援になる可能性が高い」と切ない状況を伝えた。不幸中の幸い、30日キム・ブギョム総理が選手村を訪問する予定である・・>>
「ああ、支援が足りなくてこのままでは日本に負けてしまう」アピールでしょうけど(笑)、明らかに『参加するな』意見が多く(聯合ニュースの記事で53%、国民日報の記事では67%が不参加すべきだとしています)、特に竹島問題が関わっているので、いつもより嫌な目で見られているのも事実でしょう。なにより、マスコミがここまで竹島がーIOCがーと騒いでいるから、政治家も企業も、名前を出す気にはならないでしょう。
少なくとも社会的には、『簡単なお仕事』モードに入ったわけです。いつもそうだったけど、今年は特に『簡単さ』に磨きがかかるでしょう。勝ったら『放射能や新型コロナや独島(全部関係ないけど)の中で日本に勝った!真の韓国人だ』と褒め称えるだけの、負けたら『独島が描かれたオリンピックに兵役免除欲しさに参加するからこんなことになる』と貶めるだけの、どちらもとても簡単な仕事のことです。簡単というか、誤変換のまま「感嘆(悪い意味で)」でもよかったかも。
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