6月23日に、「オリンピック1ヶ月前なのに日本から招待が無い。招待が無いからこちらから訪日する、しないと言うわけにもいかない」とする韓国大統領府の話をエントリーしたことがあります。その続報があったので、紹介します。ヘラルド経済の記事から引用します。<<~>>が引用部分となります。
<<日本が韓国を狙った輸出規制措置(※輸出管理厳格化)方針を発表してから2年が経った。その間、韓日関係は「戦略的協力関係」が完全に色あせてしまった。東京オリンピックを韓日関係の改善の機会に期待する声が出ているが、劇的な外交イベントは期待するのは難しい見通しだ。2日、ヘラルド経済の取材を総合すると、大統領府は、日本の強硬な態度を考慮し文在寅大統領が開幕式に参加せず、文化体育観光部長官が参加する案を有力に検討していることが分かった。日本が公式招待の立場を明らかにしなかったためだ。
菅義偉内閣は、文大統領を東京オリンピック開会式に公式招請しない方針を内部的に定めたと伝えられた。オリンピック主催機関である日本の国家オリンピック委員会(NOC)側から大統領府に招待状を送ってこない以上、日本政府レベルでの招待は無いと思われる・・>>
昨日もお伝えしましたが、輸出管理厳格化2年ということで、韓国では多くのメディアが「韓国大勝利」「損をしたのは日本」などの記事を乱発しています。つい数日前まで「対日貿易赤字がまた増えた」な記事が出ていただけに、なにがなんだかわけわからない状況です。
例えば、6月29日のマネートゥデーは対日貿易赤字がまだまだ大きく、これだとまた日本にやられるという趣旨の記事で、<<・・半導体産業と直接関連した貿易収支の赤字が、少なくとも151億ドルを超える。全対日貿易赤字の38%に相当する規模だ。化学工業製品の原材料で精密化学製品の貿易収支の赤字も42億ドルに達することが分かり、半導体の材料まで含めると、この赤字幅がさらに増えるだろう・・>>としていました。でも、7月1日になってから各メディアのスタンスが急変、大勝利したという内容に変わっています。昨日紹介したFNNの記事に対しても全否定しており、ニュース1などは「日本の精神勝利」「歪曲記事」とする極端な表現の記事を載せたりしました。
本エントリーのソース記事(ヘラルド経済)も、またまた輸出規制がーーーーという内容を延々と続け、いつもの「韓国は手を差し伸べたのに」な主張を展開しています。記事に書いてある「手を差し伸べた」の事例は、姜昌一(カンチャンイル)氏を大使にしたこと、などです。
「韓国の国際法違反状態」に関する、韓国内での公論化。まずはそれを始めないといけないわけですが、無理でしょう。左派の次期大統領候補は反日反米無双、右派の候補は一括妥結がどうとか言ってますから。
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