「ソウル新聞」が、ダーク・ソウルな分析を載せました。最近、日本側から「文大統領訪日」「首脳会談OK」な記事が出ているのは、世論の動きを見るために日本側がわざと盛り上げている、との分析です。そして、そこまでする理由は、オリンピックで文大統領と首脳会談することで、オリンピックの外交的成果を上げるためである、と。率直に言って、新型コロナの状況によっては、各国首脳の「訪日しない」選択にはも十分理解できると思います。万が一のこともありますから。でも、だからといって、文大統領に来てもらうとして、それが何かの成果になるのでしょうか。以下、ソウル新聞から引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<文在寅大統領が、東京オリンピック開催に合わせて訪日し、菅義偉首相との韓日首脳会談するという内容の報道が、最近、日本のマスコミの間で相次いでいる。韓日首脳会談の開催について日本政府は否定的な立場を示し、マスコミ報道で世論の反応を確認しようとする意図があるという分析が出ている。
8日毎日新聞は、日本政府関係者の話を引用して文大統領が東京オリンピックの開催に合わせて日本を訪問、菅首相と首脳会談する方向を検討していると述べた。日本側も、開催国のおもてなしレベルで韓国側が要求する首脳会談に応じる意向を、水面下で調整しているという。実現すると、昨年9月の菅首相就任から、初めて首脳会談となる。ただし、この記事では、日本政府の立場は、韓国が韓日関係の改善のための具体的な方案を提示しなければならないといもので、短い時間の、儀礼的な会談で終わるもので、本格的な首脳会談に応じるかは韓国側の対応にかかっているとした。また、同紙は「徴用工と慰安婦訴訟問題で、具体的な解決策を提示していない文ン政府に対する日本政府の不信感は根強い」、「韓国側と調整がされない場合、文大統領の訪日自体が失敗に終わる可能性も残っている」と述べた・・
・・(※この前の産経新聞などの訪日記事を取り上げた後に)このように、韓日政府が文大統領の日本訪問について線を引いているにもかかわら、関連報道が続いているのは、韓日首脳会談の可能性を盛り上げて、雰囲気を見てみるという意図がある、との指摘もある。コロナ19拡散で主要国首脳のオリンピック開会式出席が不透明になり、東京オリンピックを機に外交戦に出ようとした菅首相の戦略も、支障を受けることとなった。歴史問題と関連し、韓国政府が解決策を提示すべきだとする日本は、韓日首脳会談も中身無しで終わると否定的だったが、首脳会談そのものとしての実績を示すため、意図的に韓日首脳会談の雰囲気を盛り上げているというものだ・・>>
へぇー(おもてなしレベルの感嘆詞
いわゆる「言論プレイ(言論を利用すること)」との分析ですが・・そのわりには、すぐ翌日に政府から否定されたりしますから、妙ですね。ただ、ここまで言われているからには、少しは控える必要があるかもしれません。特に文大統領が訪日するかどうかは、日本国民にとってそこまで重要なニュースでもないでしょう。韓国側の反応やスタンスなら十分記事になると思いますが・・
※いつもより少し(震え声)早いですが、今日の更新はこれで終了です。今日もありがとうございました※
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