韓国紙「なんで日本は至極に韓国に執着するのか」

中央日報が、「なんで日本は至極なほど韓国に執着するのか」というコラムを載せました。最初は「なんでこんなにも韓国関連報道が多いのか」「東京都議員選挙より韓国大統領選挙を報じるのはおかしくないか」という趣旨ですが、たしかにそれはそうだな、と私も思います。

でも、そこから話がおかしくなって、「嫌韓のせいだ」になります。「韓国が日本に執着するのが反日のせいだから、日本が韓国に執着するのも嫌韓のせいだ」ということにしたかったのでしょうか。でも、どうでしょう。韓国の場合、ほとんどが『日本は悪い』と騒ぎます。でも、日本の場合はかならずしもそうでもありませんが。以下、中央日報から引用してみます<<>>が引用部分になります。

 

<<「素朴な疑問一つ。 TV情報番組は、なぜ今(東京)都議会選挙ではなく、韓国の大統領選挙特集をしているのですか?」東京都議会選挙を控えた先月30日、日本の第1野党である立憲民主党の蓮舫参議院議員がTwitterにこんな文を載せた。似たような考えをしていたので、ついニッコリと笑ってしまった・・・・安倍晋三前総理がお腹が痛くて病院を訪れたことも韓国メディアは大きく報道したので、おかしなことでもないかもしれない。しかし、最近、日本のマスコミが韓国の大統領選挙に注ぐ関心は格別だ。オフィスにこもったTVに俳優キム・ブソン氏がしばらくテレビに写ったので「何だろう」と思ったら、李在明京畿道知事のスキャンダルを紹介する放送だった。日本最大の日刊紙読売新聞は社説で「若者の支持はどこに向かおうか」と韓国大統領選挙を分析を載せ、李知事の「対日強硬姿勢には問題が多い」と指摘する。 「人気を狙った過激な発言は控える必要がある」とアドバイスまでする。

日本のこのような至極な韓国執着は、嫌韓感情から来るとの解釈が多い。 2018年韓国最高裁の強制徴用賠償判決後、「韓国は異常で過激な国」というフレーム(※レッテル)が作られ、日本とは異なり、ダイナミック(?)である韓国の政治の対立状況を、川の向こう側の火事を中継する雰囲気が形成されたというのだ。いわゆるチョグク事態も、秋美愛、 尹錫悦の葛藤(※法務部長官と検察総長の露骨な勢力争い)も、日本ニュース番組のメインテーマであった。

肯定的には「日本の韓国の存在感がそれだけ大きくなった」との解釈もある。文在寅政府への反感に政権交代に興味を露出する政派的な声もあるが、一般大衆は「不思議」とする側面が大きいというのだ。 「世襲政治、自民党1党支配に慣れている日本人には、30代の青年が野党党首となり、検察総長が大統領に立候補する韓国の政治の風景が奇妙で興味深いことでしょう。放送が、このような点をよくキャッチしたのではないでしょうか」。ある政治学者の見解だ。

いずれにせよ韓国政界中継は、日本の息苦しい状況から目を向ける役割だけは正確にしている。蓮舫議員のTwitterのコメントの中には、このような自省の声もあった。 「周辺国への憎悪を煽り、日本政府への批判を外部に回してきた。今、日本の衰退は、国民が自国の政治・社会に対する責任を放棄してきた結果です」>>

 

 

繰り返しになりますが、「韓国関連報道が多すぎる(余計なものが多い)」には私も同意します。でも、記事後半の部分は、いろいろ違います。「なんで韓国関連報道が多いのか」の答えは、難しそうで、本当は簡単です。

大統領選挙に限って言えば、「文くん、いよいよ終わりか」という愛(愛にもいろいろあります)の側面もあるでしょうけど、韓国大統領選挙が北朝鮮問題と密接に関連しているからです。政権変われば旗の色が急に変わりますから。日本で『重みのある』報道の対象になるのは、韓国より北朝鮮です。韓国の30代党代表の存在より、金与正氏の一言のほうが、ずっと重みのあるニュースになります。これは北朝鮮への「執着」でしょうか?違うでしょう。

 

日韓関係全般的に視野を広げてみると、さらに気にするのが当然です。「私はお前が嫌いだお前は悪いやつだお前は私に賠償すべきだ」と1日24時間騒ぐ隣人がいて、実はその隣人こそ法律を違反した状態です。最近、その隣人は「なんで私を招待しないのか」と怒っています。そんな隣人が気になるのは当然です。『異常で過激』な人ですから。レッテルではなく、事実です。ある意味、不思議ではあります。もちろん、ソース記事本文の『不思議』とは、ニュアンスがずいぶん違うものですが。

特に、前にもソウル新聞が読売新聞の記事を「内政干渉だ」と主張しましたが、中央日報も読売の記事がよほど気にいらなかったようです。あれがそこまで『執着する』ほどのものでしょうか。日本に内政干渉する韓国側の記事を主に紹介して、本ブログは1日3回更新できていますが。

 

 

 

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