文大統領がCEOと電話通話して『4~6月に4000万回分を受け取る』としたモデルナワクチン、実際に韓国に届いたのは1%だけ

韓国では、極めて一部のメディア(朝鮮日報とか)以外は、ワクチン不足による停滞をちゃんと認める趣旨の記事はそうありませんでした。あるとしても、「1次接種に使いすぎたのもありますけど~」と、1行だけ触れる、そんなレベルでした。ですが、さすがにもう限界なのか、昨日あたりから「ワクチン不足」「7月空白(7月ワクチン接種は空白期間となる)」などの記事が複数のメディアから出ています。

その中には、文在寅大統領がCEOとの電話通話した後に発表した『2分期(3~6月)に4千万回分の提供を受ける』としていたモデルナワクチンのうち、実際に韓国に届いたのは1%だけだった、との情報もあります。『確保』というのはいくつか引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<4次の流行が広がってもワクチン接種は停滞(題)・・6~9月分のワクチン接種が開始されたが、まだワクチン接種率は、1次接種が30%水準にとどまっており、2次接種も11%にとどまっている。ワクチン受給が不足しているからだと分析される。現在コロナ19ワクチンは、毎週水曜日ファイザーワクチンが一定量国内に導入されており、イスラエルとワクチンスワップで70万回分が供給された状況である。また、モデルナ ワクチンが、いくつか国内に入っている・・

・・当局によると、本格的なワクチン接種の拡大は、今月末に始まる見通しだ。ただし、世界的にデルタ変異ウイルスの拡散によりワクチンの需要が急増しており、予定通り7月に1000万回分のワクチンが国内に導入されるのか懸念も出ている・・(イーデイリーより>>

 

<<・・接種率は事実上、停滞状態だ。1日の接種率29.9から、9日間で0.4%p上がるにとどまった。先月14〜23日9日間の1次接種率が6.4%p上昇したものと比較すると、上昇幅はかなり低い。このような接種の停滞は、予見されていた。1~6月のワクチン導入量を接種にほとんど使ってしまい、7月からのワクチン量は、7月末から本格的に入ってくる予定だった。このため、政府は下半期20〜50代の大規模な接種のスタートとなる50代接種を、今月末から行う計画を立てた。いわゆる「7月にワクチン空白」である。一番最初となる55〜59歳の場合、今月12日から接種予約に突入するが、実際の接種を開始する時点は今月26日からだ・・(マネートゥデーより>>

 

<<・・ワクチン空白期を迎え、昨日1回接種は5万7000人にとどまりました。接種率も20日間、足踏み状態です。先月中旬にヤンセンワクチン100万回分が入って以降(※米国からの支援)、現在は毎週ファイザーワクチンが順次供給されること以外に、事実上、ワクチン需給は断絶されていまた状態です。今月末の1000万回分など、7~9月に8000万回分が導入され、息を吹き返す見通しですが、世界的にデルタ変異が拡散しワクチン需要も急増しており、導入日程はまだ不透明です。先に政府は、文在寅大統領がCEOと直接通話して4000万回分を第2四半期(4~6月)の供給を受けると明らかにしましたが、46万5000回分だけが到着しました(※題で「実際に入ってきたモデルナは1%」となっていますので、モデルナのことだと見ていいでしょう)・・(TV朝鮮より 動画の自動再生にご注意ください)>>

 

モデルナ1%なら40万回分ですが・・6月24日に40万回分が届いた、というニュースがありました。じゃ、4~6月って、6月24日の1回だけだったでしょうか(私の読み間違いで、『今月8日に到着した分まで合わせて』のことでした。詳しくは『6月に約11万回分、7月8日に35万4千回分が届いた』ことになります。消すよりこうして是正したほうがいいかなと思って書き加えました)。

いくつかの記事で「購入した」「供給を受けることにした」などと表現されていますが、本当はどういう内容の契約だったのでしょうか。CEOと電話通話で確保・・というと、どうしても誰かさんと比べてしまいます。ひょっとして、真似したけどうまくいかなかったとかそういうパターンでしょうか。いや、まさか。

しかし、米国からのヤンセンワクチンが無かったら、エライことになっていそうですね。それでも「ありがとう」の一言も無しで、韓米軍事演習もシミュレーションにするそうですが。

 

 

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