接種完了66.9%、ニューヨーク現地レポート(朝鮮日報)

韓国側の記事としては、珍しく「ワクチン関連 現地レポート」があったので、ブログ本題とは離れるものの、紹介したいと思います。一時は新型コロナ最大級の被害を受け、『2週間後、◯◯はニューヨークになる(感染者が急増する)』とか、そんなフレーズにされたこともあるニューヨーク。しかし、被害が大きいからこその反作用と、米国政府の素早いワクチン確保などが相まって、急速に普通の暮らしを取り戻しています。しかし、ワクチン接種率によって、州ごとに違うし、また(同じ州でも)区によっても違うと記事は指摘しています。ニューヨークの接種完了率は66.9%。いまどうなっているのか、以下、朝鮮日報の記事から引用します。

 

<<・・(※実際にレストラン予約に苦労した記者の体験話の後に)最近、ニューヨーク市一帯の有名レストランは、このように人が多く、1〜2週間前からの予約すら難しい。去る6月からレストラン美容室、ジム、博物館などかなりの室内設備の収容人数制限がすべて撤廃、マンハッタンの金融会社と法律事務所、ニューヨーク支庁など主要機関は対面出勤に突入した。チェルシーとミッドタウンなど、若者が集まる街は、木曜日の夜から週末まで不夜城である。バーの徹夜営業制限など酒類販売に関する規制が無くなったからだ。

美術館や図書館、博物館、カフェ、ショップ、学校などの多くの室内設備でも、コロナ関連防疫規制は事実上無くなっている。地下鉄やバスなどの公共交通機関、病院ではまだマスクを使う人が多いが、マスクをしてないからって問題になる雰囲気ではない。結婚式や卒業パーティー、誕生日パーティーなど各種懇親会、小・中・高校生サマーキャンプも、コロナ以前のように活発に行われている。

 

これは、ニューヨーク市の高いコロナウイルス ワクチン接種率のおかげである。 14日現在、ニューヨーク市では18歳以上の成人の73.4%がワクチンを1回以上接種し、接種を完了した割合も66.9%である。コロナにかかった人などを勘案すれば、事実上、集団免疫を達成した。今月に入って、デルタ変異ウイルスが米全域に広がり、ニューヨークも緊張した。しかし、検査対比感染率は7月第2週の0.6%から、今週0.9%になり、影響はさほど大きくない。ワクチン接種を受けても感染する、いわゆる「突破感染」の事例もあるが、ごく少数だ。ニューヨーク市保健当局によると、今月になってコロナで入院した患者の98%、死亡した人の99%は、ワクチン接種を完了していない人たちだった。 14日、エール大学の研究チームは、「ニューヨーク市は、昨年12月以来7カ月間の集中的なワクチン接種キャンペーンのおかげで、『25万人感染、4万4000人入院、8300人死亡』を防ぐことができた」とした。

 

ワクチン接種率に基づいて、デルタ変異対応の成績は確実に分かれている。同じニューヨーク市でも、マンハッタン区は検査対比感染率が0.5%前後であるのに対し、ワクチン忌避層が多く、接種率が50%台のスタテン アイランド区の感染率は、5%まで増加した。

米国全体で見ても、ニューヨーク・マサチューセッツ・ニューハンプシャーなど接種率が60%を超える東北部は、デルタ変異に対しても健在である。しかし、アーカンソー州・ミズーリ・ミシシッピ・ルイジアナ・テキサスなど、ワクチン接種率が30%台にとどまる南西からは、感染者が急増している。これらの州は、早目に防疫規制を緩和したが、最近、仕方なく再び防疫強化に戻りつつある。ワクチン接種完了率が39%に過ぎないカリフォルニアLAカウンティーも、1ヶ月でデルタ変異に起因する感染者が6倍に急増し、再び室内マスクの着用するようにした>>

 

ソース記事のコメント欄には、「朝鮮日報以外は、こんな内容を(韓国の防疫現状と比較されるから)わざと隠している」というコメントもあるし、「記者の捏造だ」としながらワクチン接種にネガティブな意見を述べるコメントもあります。「さすがはファイザー保有国」というのもあって、ちょっと笑ってしまいました。

ワクチン接種したからってすぐにヒャッハーするのは私は反対です。でも、コロナ関連でネガティブな側面だけを浮き彫りにする記事が多い中、接種率と感染者のデータ、そして接種完了した人の中では入院・死亡がほとんど発生していないことなど、肯定的に受け取れる話が多いのは、素直に嬉しいかぎりです。

 

 

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