韓国、日本大使館公使の『非公開前提』発言をそのまま報道、大騒ぎに

文大統領訪日と繋げる記事がいくつかあったこと、そして、非公開発言だったことなどが明らかになったので、本件をエントリーします。ニーナオとかナニオーとか書いたけど、不愉快に思われたなら申し訳ございません。

韓国日本大使館の公使が、韓国側の取材陣に、文大統領の外交を『文大統領の外交は自◯行為をしているだけだ』と話して、大騒ぎになっています。訪日関連の話もあった際のこと、と言われています。韓国では「◯慰行為」はそんなにNGとされる言葉ではありません。マスコミ記事にも普通に載ったりします。だから、多分、もっと俗な表現を使ったのでしょう。具体的には分かりませんが、多分、ニーナオのことではないか、と思われます(※普通に自◯行為と言ったのに、「内容的に公使が大統領に使う言葉か」という趣旨で問題になっている可能性もあります)。どっちにせよ、中国語の挨拶ではありませんのでご注意を。

公使がこんな言葉を使ったというのはさすがに問題がありますが、この発言、実は『非公開を前提にしたもの』を、異例的に韓国側のマスコミが公開してしまったものです。ソース記事では明記されていませんが、初めてこの件を報じたのは、崔順実(チェスンシル)氏のタブレットPCを発見して大手柄(?)をあげたことで有名な「JTBC」のことです。以下、MBNニュースから引用します。動画の自動再生にご注意ください。<<>>が引用部分となります。

 

<<相馬博久 日本総括公使の妄言議論、『ニュース追跡』で続けます。今回の議論の出発点となった日本公使と(※韓国マスコミの)記者との会話ですが、記者のレポートを見ると、非公開を前提とした発言だが、これがなんで報道されたのですか?

(記者)記者が取材する過程で、報道しない前提で取材する内容に「オフ・ザ・レコード」という表現を使用します。通常、オフ・ザ・レコードを記事にする場合は、稀です。ところが、今回の場合、記者は「公開懇談会ではなかったが、発言の内容が常識的なものとは思えず、報道を決定した」と明らかにし、関連内容を報道しました。記者も当該報道機関も、事案の重大性のせいで報道しないわけにもいかないと悩んだでしょう。一方、日本の公使としても、公開懇談会でもないので楽に出した言葉なのに、それが加減なしに報道され、多少は悔しいというか、困っていることはあるかもしれません・・

 

・・(※韓国政府は日本大使を招致して強く抗議した、という内容の後に)日本側の、最も予測可能なシナリオは、相馬公使の早期召還です。この場合、日本政府が相馬公使の妄言を個人の問題で限定し、事件をうやむやにする可能性も一部から提起されています。ただし、今、私たちの政界でも、与野党が一斉に日本政府の公式謝罪と立場を要求しているため、今回の議論の後遺症は大きくなる見込みです。

(番組進行者)今、東京オリンピックを控えて文大統領が日本を行くのか否かを置いていろいろ話が出ていますが、ついにこんなことまで起きてしまいました。突発的な悪材料と見るべきでしょうか。

(記者)文大統領の訪日に関連し、日韓の間では水面下の交渉を行っています。この過程で、日本が関連内容を一方的に現地メディアに知らせながら、まるで、私たちが日本訪問を望んでいるような報道が相次ぎ、韓国政府が抗議するなど、神経戦が高まりました。そして、今回の妄言騒ぎまで起きました。福島汚染水(※処理水)放流、輸出規制(※輸出管理厳格化)問題、強制徴用や慰安婦問題(※旧朝鮮半島出身労働者や慰安婦個人賠償においての国際法違反問題)など難しい問題が非常に多いため、私たちの政府は、このような両国関係を実質的に改善しなければならないと考えています。そのために韓日首脳会談を正式に開くべきである、と。文在寅大統領が政権末期に日本に行くなら、いわゆる「手ぶら訪問」をすることができないじゃないか、そんな雰囲気です。しかし、日本はこれに対して誠意ある回答を出さずにいて、いわゆるオリンピックという慶事に来るだけで、オリンピック参加に意味を置く、そんな状況です・・>>

 

他にも、今回のナニオー発言の件を、『それでも日本に行くのか』なニュアンスで報じるニュースがいくつか目につきます。題だけ、またはニュアンスだけなものもありますが、基本的には『こんなことまで言われて、それでも行くのか』な趣旨です。さて、どういう影響を及ぼすのでしょうか。

 

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