相馬公使の発言、韓国ではまだまだ一波万波・・「菅が指示した?」という記事から、「なんで中国には同じぐらい強く抗議できないのか」という記事まで

複数の韓国メディアが、相馬公使の「マスター(イカリャク」発言について、「菅総理がそそのかしたものだ」という記事を出しています。中には、「?」マークを付けているものの、「菅が指示した?」とする題の記事もあります。なんの根拠があってこんな内容が書けるのか・・と思ったら、ソースは朝日新聞でした。

気になって朝日新聞の記事を読んでみましたが、たしかに「そうした官僚の空気を首相はじめ政治の側が助長しているのではないか」とは書いてあります。他にも対話をータイワオーとする内容ばかりで、個人的には同意できない内容です。

しかし、この部分を、「政治側の雰囲気がそうだからそんな発言も出てきた」と読むならともかく、「総理がそそのかしたと疑惑を提起した」「総理が指示した」とするのは、明らかなオーバーではないでしょうか。ニュース1など複数のメディアが記事にしていますが、題に「指示した」としているマネーSの記事から引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<「相馬公使の文大統領 嘲弄発言は、菅総理の指示?(題)」 日本の主要日刊紙である朝日新聞は相馬弘尚在韓日本大使館総括公使の文在寅大統領に向けた嘲弄発言が、実際は菅総理がそそのかしたものだとする疑惑を提起した。去る15日相馬公使は昼食会の席で韓日首脳会談と関連した質問に、突然、文在寅大統領のことで「マ(※中略)ーションしている」と発言して議論が起こった。

22日朝日新聞は「韓日会談保留会話の流れの強い打開を」というタイトルの社説で、「最近、前(※)駐韓日本大使館工事が韓国側を嘲笑するような発言をした」とし「外交官としてあり得ない言動は非難されるべきだが、そのような官僚の雰囲気を、首相をはじめとする政治側が助長しているのではないか」と指摘した・・(※ソース記事には「前公使」となっていますが、朝日新聞の記事には「前」はありません)>>

 

反面、この発言に同意はしないものの、『なんで同じ抗議を、中国には向けないのか』と指摘する声もあります。かわいい名前ですがケーブルテレビ局まで持っている中堅「ニューストマト」、これまたかわいい名前ですがれっきとした中国関連シンクタンクの「スーパーチャイナ研究所」ソ・ミョンス所長の寄稿文です

<<・・(※昨日、本ブログでも紹介した在韓中国大使の発言と中国側の対応のことで)政治的に対立している野党側の大統領候補だとしても、中国が韓国に厳然たる国内政治介入とみなすことができる深刻な事案であろう、しかし、(※政府・与党は)中国大使を批判するどころか、ユン前検察総長を非難した。国格と大統領の名誉を守るには、与党も野党もないだろう。このような矛盾した状況が演出された基底には、「日本は格下だけど、中国には気をつけなければならない」という、親中、『恐中』の情緒が敷かれいるようで、胸が苦しい。

習近平中国国家主席の訪韓を心待ちしながら、4年間も頑張った韓国。コロナ19状況を理由に習近平主席の訪韓は実現できないでいると言うが、習近平主席は、北朝鮮にも訪問したし、ミャンマーにも行ってきた。THAAD配置をめぐる中国側の抗議に、韓国政府は理解に苦しむ「3不」までしたのに、両国関係が正常化出来たと言える展開は無い・・・・中国に対する政府の対応は、中国に無視されながらも、中国を恐れる「恐中症」に過ぎず、私たちの国民を不快にする事大主義としか見えない・・>>

親中ではなく、『恐中』である・・と。事案にもよりますが、かなり適切な言葉ではないでしょうか。韓国も、「日本が韓国を恐れている」を目指していますから。

 

コメント欄の「いいね」「よくないね」設定が変わりました。返信合戦が少しは減るといいな・・とは思っていますが、まだ強制(字数や投稿回数制限など)が必要だとは思っていません。とりあえず試験運用とします。

拙著著のご紹介&お知らせなど♨  以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。

「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。

新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。「反日」異常事態(2020年9月2日発売)が発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。他の拙著についてはここにまとめてあります

サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。

本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります