韓国政府の話だと、「福島産食材を避けろ」と指示したのは韓国オリンピック委員会の会長になる

文大統領のかわりに、ファン・ヒ 文化体育観光部長官が訪日しました。ですが、韓国側が「福島産食材を避ける」と公言している問題で、「韓国政府はそんなこと指示したことがない」と話しました。

前にもこの案件では2~3回書いた記憶がありますが、韓国が給食センターを運用したのは今回が初めてではありません。問題は、科学的データを無視して『放射能』などを露骨に言及し、福島県及び被災地、いや日本そのものの心を踏みにじったことであります。すなわち、問題は給食センターそのものではなく、誰が放射能などの非科学的なことを指示したのか、になります。この点、さすがに韓国政府も言い訳ができなかったのでしょうか。いままでのスタンスを考えると、明らかに「落ちて重症を負った寅」モードです。

じゃ、誰に責任を転嫁したことになるのか。それは、大韓体育会(韓国オリンピック委員会も兼任しています)の会長になります。なぜなら、大韓体育会長は「放射能」「避ける」などを公開的に言及したことがあるからです。多少意地悪な書き方をしてみると、韓国政府は「指示したのは韓国オリンピック委員会の会長です」と言ったことになります。以下、ニューシースと読売新聞から連続で引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<ファンヒ文化体育観光部長官は24日、「韓国政府は、日本東京オリンピック韓国選手団に、福島県の食材を食べてはならないとの指示を下したことがない」と述べた。日本のネットメディア「WOW KOREA」によると、ファン長官はこの日、東京オリンピックのメインプレスセンター(MPC)を訪問し、日本の共同通信の質問にこのように答えた。彼は韓国選手団に弁当を提供する給食センターについての質問に、「いつもオリンピックでは運営している」とし「選手のコンディション調整と好みの食べ物を提供するのためのものであり、必要とする選手だけ弁当を食べる」と説明した。続いて「給食センターが誤解を受けているようだ」と付け加えた。

現在、東京オリンピック選手村では、福島県で生産された食材で作った食事が提供されている。大韓体育会は、選手村近くのホテルに別の給食センターを設置し韓国選手団に別のお弁当を提供している。これに対して佐藤正久 自民党外務副大臣が「福島の住民の心を踏みにじる行為」と言うなど、日本の各界で非難が続いている(ニューシースより>>

 

じゃ、もし本当に政府レベルでの指示が無かったなら、いままで偉そうにマスコミに「放射能(自己紹介)」としていた人の中で、もっとも職位が高い、そしてこの件に直接関わる立場の人は誰か。韓国オリンピック委員会(韓国のNOC、国家オリンピック委員会)でもある「大韓体育会(Korean Sport & Olympic Committee)」の会長、イ・ギフン氏です。ここからは読売新聞を引用してみましょう。

<<韓国のオリンピック委員会に当たる大韓体育会が、東京五輪の選手村の食事で使われる福島県産などの食材を食べないよう、自国選手団を指導していることがわかった。放射性物質による汚染の危険があると主張している。自民党内からは「そこまでいちゃもんをつけるとは本当に不愉快だ」との批判が出ている。2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、福島県産などの農水産物は放射性物質検査を経て、安全なものだけが出荷されている。大会組織委は、検査の数値も示して安全性を説明していた。 しかし、大韓体育会の担当者は取材に、「放射能汚染の危険性を考慮し、食事をする場合は(福島産などを)摂取しないよう注意喚起している」と語った(読売新聞、ヤフー経由>>

 

言い換えれば、科学的データを無視してオリンピック開催地の復興の念願を踏みにじる発言をしたのは、韓国NOCの責任者であった、ということになります。政府が逃げたから、そうなります。IOCはこの件についてどう思うのか、ぜひ聞いてみたいところです。

 

告知が遅くなって申し訳ございません。次の更新は家に帰ってから(夕方?)になります

 

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