韓国、放送通信審議委員会の審議記録・・「国際スポーツイベント以外の『君が代』は、法定制裁対象」

昨日、韓国チームの不振によるネタ不足もあって「東京オリンピックに関しては非難に値しないものまで非難するし、何度も同じ非難を繰り返す」という韓国側の報道を指摘する記事(竜頭蛇尾伝説)を紹介しました。本ブログで紹介した君が代に関することも、まさにその状態で、複数の記事があり、「日本としては当たり前のことだ」とする普通の記事もあるにはありますが、ほとんどは「軍国主義だ うわあぁぁぁぁ」な内容です。

中には「ボクのおばあさんは(併合時代に)君が代を歌わなかったという理由で日本人にひどく殴られた」などのツイッター書き込みをソースにした記事までありました。その中で1つだけ短く引用してみますと、ケーブルテレビ局でも有名な「ニューストマト」の記事です。<<>>が引用部分となります。

 

<<・・私たちよりも優れていた日本の経済、企業、文化が、私たちと対等かより劣ったレベルになった理由は、東京オリンピックの開会式で、帝国主義の象徴である君が代が響いたことが示してくれる。政治権力の思考が、60〜70年前よりさらに前の過去にとどまっているから、社会全般の能力が適切に発揮されず、停滞・後退したものである・・>>

この記事は「前は日本が韓国より優れていた」という話から始まりますが、君が代は1964年オリンピックにもありました。本当に、何かの錯乱状態、混乱状態で記事を書いているのではないか、気になりました。暴走した宗教って怖いですね。

 

ですが、その中にも、(ブログ更新という意味では)役に立つ記事もありました。いままで韓国ではスポーツ中継などの君が代はどうしていたのか、まとめた記事です。以下、イーデイリーから引用します。

<<・・韓国では、君が代の放送送出で何度も議論が起こった。2018年の平昌冬季オリンピック当時、SBSが女子マススタートの授賞式で銀メダルを獲得した韓国キム・バンウォル選手に続き、日本選手の高木菜那が金メダルを受けた後、君が代が流れるシーンを放送した。同じ表彰式を中継していたMBCは、君が代が出てくる瞬間、男マススタート競技で金メダルを受けた韓国選手イ・スンフンの競技場面を再送出し、KBSは広告を送出した。

 

これに対し、放送通信審議委員会にSBSが君が代授賞式を放送したことで審議してくれという苦情が100件以上も集まった。しかし、放送通信審議委員会は「問題なし」と結論付けた。放送審議規定第25条(倫理性)3項に基づいて審議した結果、キムバンウォル選手の受賞シーンを中継するために避けられないことだったと意見を集めたものである。2015年、日本出身の出演者を紹介しながら君が代をBGMとして流したJTBC「非正常会談」も同じ流れになったが、放送通信審議委員会は法定制裁である「警告」措置を下した。事前に録画された番組であるため、編集や審議が可能だったと判断したからだ。

 

国際的なイベントで、日本の国歌として認められ、主にスポーツ競技から漏れ出てくる君が代を防ぐことができないのが状況である。2016年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた夏季オリンピックの閉会式でも、次期開催国である日本を紹介する映像に君が代が一部挿入された。 2014年11月に放送されボクシング試合でも君が代が演奏されて放送通信審議委員会の審議を受けたが、結局、問題ないという結論となった>>

 

言い換えれば、国際的なスポーツイベントの一部(試合や表彰など)としての中継なら問題ないけど、それ以外、特に録画番組のように事前に消す(なにか別のものに編集する)ことが出来る場合は、『君が代は法定制裁対象』ということになります。これが、韓国の放送通信審議委員会の基準であり、韓国の放送においての倫理基準です。分かってはいたけど、こうして並べてみると本当に『反』日ですね。

 

 

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