朝鮮日報が、なぜか併合時代に良い成績を出した韓国(朝鮮)の選手たちを言い出しながら、天皇誕生日記念式典で爆弾を投擲したユン・ボンギルを同列として紹介する記事を載せました。いくら韓国チームの成績がパッとしないとはいえ、こういう書き方がオリンピック期間にふさわしいのかどうか、日頃の行いということもあって、疑問しかありません。以下、朝鮮日報から引用してみます。
<<・・朝鮮日報は「上海のお祝い式で、朝鮮の青年が爆弾投擲」(1932年5月1日)、「上海爆弾事件画報」(5月4日)「上海爆弾犯ユンは抗日同盟の一員」(5月7日)など尹奉吉(ユン・ボンギル)義挙を刻々と報道した。クォンテハ、キムウンベ選手がマラソン オリンピック代表に1位で2位選ばれたことを報道した5月27日夕刊2面には、尹奉吉義士が左手に手榴弾、右手に拳銃を持って太極旗の前で撮った写真を掲載した。上海憲兵隊の最初の軍事裁判が開かれトップニュースとなった。
この日付朝鮮日報日夕刊1面の社説のタイトルは「半島男児の気概」。次のページに掲載された尹奉吉の件とかみ合う絶妙なタイトルだった。社説は五輪代表選考を祝いながら、こう書いた。 「朝鮮文化の水準、特に朝鮮人が1つの民族として、体質的に他人種に比べて遜色がないことを示す歴然な材料となった」・・>>
昨日紹介したKBS中継の当事者でもある韓国フェンシング・エペ男子団体チームの選手たち、銅メダル獲得には成功しました。その試合の後に、こう話しています。「日本チームに負けて、メンタルが崩れた」「銅メダル戦が最後のチャンスだと思った」「今回も何か役に立てないなら私なんか死ぬべきだと思った」(スポTVニュース)。この部門では韓国も初メダルですが、「最後のチャンスだと思った」以外は、感慨の表現が日本選手たちとは違う気がします。先のユン・ボンギルの記事で主張している「気概」とやらのせい、でしょうか?
スポーツで文化の水準がどうとかと書いた記事を誇らしげに紹介している朝鮮日報ですが、韓国の多くのメディアは「日本は不公平だ」「日本はズルしている」などの記事を量産しています(昨日、本ブログでも1つ紹介しました)。スポーツも文化の一部なのは言うまでもありませんが、それはお互いが尊重し合う心得があってこそのものでありましょう。尊重こそが平和であり、オリンピック精神の基本でもあります。単に成績よりも、『勝った相手に拍手を送る』文化が無いと、その水準は向上しません。
無理だとは思いますが、まずは、朝鮮半島にスポーツたる文化を育ててくれた日本に対する相応の評価と感謝からすべきでありましょう。ソース記事も「1930年代になってから朝鮮の青年たちが良い成績を出すようになった」としていますが、なぜ1930年代からなのか。それは、併合時代になってからの教育(スポーツ育成)が成果を出すようになったからです。 スポーツだけではありません。戦後韓国を作った「優秀な人たち」が、「新日派」と呼ばれる所以でもあります。
日本駐在のスポーツコラムニスト シン・ムグァン氏は中央SUNDAYの記事にて、「日本内で一部のメディアが『開催国としてのメリットが大きすぎる』と記事を書いているが、日本も韓国も選手たちが苦労して手に入れたメダルの価値は、同じだ。オリンピックメダルは、永遠にオリンピックメダルだ」と苦言を呈しました。これが『スポーツで文化を語る』の最低ラインではないでしょうか。
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